2026年8月にブロードウェイミュージカル『シカゴ(CHICAGO)』の30周年記念来日公演を観に行ってきました。
今回、実際に観劇して最も感じたのは、
「日本語字幕があるので英語が苦手でも楽しめる。ただし、映画版を予習してから行った方が舞台そのものに集中できる」
ということです。
もちろん字幕があるため、ストーリーについていけなくなる心配はありません。
ただ、字幕を見るためには舞台から一度目を離す必要があります。
せっかく役者さんが目の前で歌い、踊り、演じているので、できるだけ舞台を見ていたいところです。
そこで今回は、実際に『シカゴ』日本公演を観劇した感想を中心に、
- 開催期間と会場
- チケット料金
- 日本語字幕の見え方
- 映画で予習しておいた方がよい理由
- 生の歌や演技の迫力
- 「どこまでアドリブ?」と感じた部分
- 初めて観る人に伝えたいポイント
について紹介します。
- 1.2026年『シカゴ』日本公演の開催期間と場所
- 2.チケット料金は安くない。それでも観る価値はあった
- 3.そもそも『シカゴ』とは?
- 4.日本公演は全編英語。でも日本語字幕がある
- 5.実際に使って感じた日本語字幕のメリットとデメリット
- 6.映画版『シカゴ』で予習してから行くのがおすすめ
- 7.予習するときに覚えておきたいのは3つだけ
- 8.映画を観てからでも舞台は十分に楽しめる
- 9.役者さんの演技と歌を直接聴いて心が震えた
- 10.生演奏ならではの迫力も魅力
- 11.「どこまでアドリブ?」と思うほど演技が自然だった
- 12.実際に観て分かった当日の注意点
- 13.実際に観て、どんな人なら楽しめると思った?
- 14.まとめ|映画で予習すると『シカゴ』の舞台にもっと集中できる
1.2026年『シカゴ』日本公演の開催期間と場所
2026年の『シカゴ』30周年記念来日公演は、東京と大阪で開催されます。
東京公演
開催期間:2026年8月19日(水)~8月30日(日)
会場:東急シアターオーブ
東京都渋谷区渋谷2-21-1
渋谷ヒカリエ11階
東急シアターオーブは渋谷駅からアクセスしやすく、東急東横線・田園都市線、東京メトロ半蔵門線・副都心線の場合はB5出口から渋谷ヒカリエへ直結しています。
渋谷駅周辺は複雑ですが、ヒカリエを目指せば比較的分かりやすいです。

私は2階から見たのですが、角度はこんな感じでした。

大阪公演
開催期間:2026年9月3日(木)~9月6日(日)
会場:オリックス劇場
東京公演終了後には大阪でも公演が予定されています。
2.チケット料金は安くない。それでも観る価値はあった
東京公演のチケット料金は以下のとおりです。
- S席:18,500円
- A席:15,800円
- B席:12,800円
映画館で作品を見ることを考えると、かなり高く感じる金額です。
私自身も、決して気軽に払える金額ではないと思います。
ただ、実際に観劇した後は、
「生で観られてよかった」
という気持ちの方が強く残りました。
映画と舞台では、同じ作品でも体験そのものが違います。
目の前で役者さんが歌い、踊り、その場で演じている。
その迫力を考えると、個人的には満足度の高い公演でした。
3.そもそも『シカゴ』とは?
『シカゴ』は、1920年代のアメリカ・シカゴを舞台にしたミュージカルです。
女優を夢見るロキシー・ハート、ナイトクラブのスターであるヴェルマ・ケリー、そして敏腕弁護士ビリー・フリンを中心に物語が展開していきます。
犯罪や名声、マスコミなどを題材にしつつ、ブラックユーモアを交えながら描かれる作品です。
ただし、舞台を見る前に細かい設定まで覚えておく必要はありません。
個人的には、映画版で大まかなストーリーを把握しておく程度で十分だと思いました。

4.日本公演は全編英語。でも日本語字幕がある
今回の来日公演は全編英語で上演されます。
「英語が分からないと楽しめないのでは?」
と思う人もいるかもしれません。
しかし、舞台の左右に日本語字幕が表示されます。
そのため、英語が苦手でもストーリーを理解することはできます。
私も字幕を利用しながら観劇しましたが、
話についていけなくなるということはありませんでした。
英語が得意ではない人でも、そこまで心配する必要はないと思います。
5.実際に使って感じた日本語字幕のメリットとデメリット
字幕があることで、英語が分からなくても内容を理解できます。
これは非常にありがたいです。
一方で、実際に観てみると字幕ならではの難しさもありました。
メリット
最大のメリットは、やはりストーリーを理解できることです。
英語の細かなセリフまで聞き取れなくても、日本語訳を確認できます。
初めて『シカゴ』を見る人でも安心です。
デメリット
一方で、字幕は舞台の左右にあります。
そのため、
舞台を見る → 字幕を見る → 再び舞台を見る
という視線移動が必要になります。
字幕を読んでいる間は、当然ながら役者さんの表情やダンスを見ることができません。
特に歌や演技が盛り上がっている場面では、
「字幕も読みたい。でも舞台も見たい」
と思う場面がありました。
字幕は非常に便利ですが、全部の文章を追おうとすると少しもったいないです。
6.映画版『シカゴ』で予習してから行くのがおすすめ
そこで、これから観劇する人におすすめしたいのが、
映画版『シカゴ』を事前に一度観ておくことです。
映画を観てストーリーの流れを知っているだけで、舞台の見方がかなり楽になります。
細かな英語が聞き取れなくても、
「今はこの辺の場面だな」
と理解しながら観ることができます。
その結果、字幕を見る回数を減らし、役者さんの演技に集中できます。
私自身も、
「細かい英語のトーンは分からないけれど、今この辺の話だな」
と理解しながら観ることができました。
7.予習するときに覚えておきたいのは3つだけ
映画を事前に観るといっても、細かいセリフまで覚える必要はありません。
個人的には、次の3点を理解していれば十分だと思います。
① ロキシーがどのような状況に置かれているのか
主人公のロキシーがなぜ刑務所へ入ることになるのか。
ここを理解しておくと、序盤から話についていきやすくなります。
② ロキシーとヴェルマの関係
2人の関係が物語の重要なポイントになります。
映画を観ておけば、舞台上で細かな説明が理解できなくても関係性を把握できます。
③ ビリー・フリンがどんな人物なのか
ビリー・フリンの立場や性格を知っておくと、舞台上での言動も理解しやすくなります。
この3点と物語の大まかな流れが頭に入っていれば、十分楽しめると思います。
8.映画を観てからでも舞台は十分に楽しめる
「先に映画を観たら、ストーリーが分かってしまって楽しめないのでは?」
と思う人もいるかもしれません。
私はまったく逆でした。
内容を知っているからこそ、
「この場面を舞台ではどう表現するんだろう?」
という楽しみが生まれます。
映画では、セットやカメラワーク、編集などを使って世界観を作ります。
一方、舞台は役者さんの演技や照明、音楽などで物語を表現します。
その違いを見るだけでも面白いです。
むしろ映画を知っていたことで、舞台ならではの表現に集中できました。
9.役者さんの演技と歌を直接聴いて心が震えた
今回の観劇で最も印象に残ったのは、やはり役者さんたちの演技と歌でした。
映画や動画でも『シカゴ』を見ることはできます。
しかし、
実際の劇場で聞く歌声は別物です。
目の前で役者さんが歌い、その声が劇場に響きます。
歌だけではありません。
ダンスをしながら表情を作り、演技も続けています。
そのエネルギーが直接伝わってきました。
映像ではなく、その瞬間に目の前で演じている。
そう考えると、舞台独特の緊張感も感じます。
役者さんの歌声を直接聞いたときには、
心が震えるような感覚がありました。
これだけでも観に行った価値があったと思います。
10.生演奏ならではの迫力も魅力
『シカゴ』は音楽も大きな魅力です。
今回の公演では生演奏で舞台が進みます。
役者さんの歌声と演奏がその場で重なるため、映画や音源を聞くのとは違う迫力があります。
特に『シカゴ』はジャズの雰囲気が強い作品です。
その音楽を生で聞くことで、作品の世界に入り込んだような感覚がありました。
11.「どこまでアドリブ?」と思うほど演技が自然だった
観劇中、何度か気になったことがあります。
それが、
「今のやり取りはどこまで決まっていて、どこからアドリブなんだろう?」
ということです。
当然、基本的な脚本や演出は決まっています。
しかし実際に観ていると、
- 役者さん同士の表情
- セリフの間
- 観客の反応を待つようなタイミング
- ちょっとした仕草
などが、とても自然に感じられました。
「今の反応も毎公演同じなのかな?」
と気になってしまうほどです。
実際にどこまでがアドリブなのかは分かりません。
ただ、
「これって今日だけなのかも」
と思いながら観られること自体が、生の舞台の面白さだと思いました。
映画では完成された一つの作品を観ます。
舞台は、その日の観客や劇場の空気も含めて作品になります。
この違いは実際に観てみて初めて強く感じました。
12.実際に観て分かった当日の注意点
実際に観劇した経験から、これから行く人には次の点を伝えたいです。
① 映画版を一度観ておく
最もおすすめしたいポイントです。
ストーリーが分かっているだけで字幕を見る回数を減らせます。
② 字幕を全部読もうとしない
細かな内容まで完全に理解しようとすると、役者さんの演技を見逃してしまいます。
映画で流れを理解したうえで、字幕は補助的に使うくらいがおすすめです。
③ 英語が分からなくても心配しすぎない
字幕がありますし、歌や表情、ダンスからも伝わってくるものがあります。
すべての英語を理解しなければ楽しめない作品ではありません。
④ 開演前は余裕を持って行動する
2時間以上の公演なので、トイレなどは事前に済ませておくと安心です。
渋谷駅は広いため、東急シアターオーブへ初めて行く場合は時間にも余裕を持った方がよいと思います。
13.実際に観て、どんな人なら楽しめると思った?
『シカゴ』を実際に観て、特におすすめしたいのは次のような人です。
映画版『シカゴ』が好きな人
映画との演出の違いを楽しめます。
生の歌やダンスを体感したい人
映像では味わえない迫力があります。
ブロードウェイミュージカルに興味がある人
海外ミュージカルを初めて観る人にも良い作品だと思います。
英語公演に少し不安がある人
日本語字幕があります。
さらに映画で予習しておけば、英語が得意でなくても十分楽しめます。
14.まとめ|映画で予習すると『シカゴ』の舞台にもっと集中できる
2026年のブロードウェイミュージカル『シカゴ』30周年記念来日公演を観劇しました。
今回特に感じたのは、
生の舞台だからこそ味わえる迫力がある
ということです。
役者さんの演技や歌声を目の前で感じたときは、心が震えるような感覚がありました。
また、
「今のやり取りはアドリブなのかな?」
と思うほど自然な演技も印象に残っています。
今回の公演は全編英語ですが、日本語字幕があります。
そのため英語が苦手でも十分楽しめます。
ただし字幕を見るためには舞台から一度目を離す必要があります。
そこでおすすめしたいのが、
映画版『シカゴ』で予習しておくことです。
細かなセリフを覚える必要はありません。
大まかなストーリーだけ知っていれば、
「今はこの辺だな」
と考えながら観ることができます。
そうすることで字幕を見る時間を減らし、役者さんの表情やダンス、歌に集中できます。
映画でストーリーを知る。
そして、生の舞台で『シカゴ』を体感する。
両方を楽しむことで、この作品の魅力をさらに感じることができました。
ブロードウェイミュージカルに少しでも興味がある人には、ぜひ一度、生の『シカゴ』を体感してみてほしいです。
