フランスベッドホールディングスの株主優待が届きました。
株主優待というと、QUOカードや商品券、食事券などをイメージする人も多いと思いますが、フランスベッドの株主優待は少し変わっています。
一定期間以上株式を保有すると、用意された優待品と交換したり、株主優待専用のネットショップで商品を購入したりと、自分で使い道を選べるのが特徴です。
私も今回、実際に株主優待を受け取りました。
最初は、
「コーヒーメーカーにしようかな」
「ブレンダーもいいかもしれない」
などと考えていたのですが、最終的に選んだのは血圧計でした。
なぜフランスベッドの株主優待なのに血圧計なのか?
この記事では、
- フランスベッドの株主優待制度
- 実際に届いた案内
- どのような商品を選べるのか
- 私が血圧計を選んだ理由
- 実際にもらって感じたメリット
- 優待を目的に保有する場合に注意したいこと
について、実際に株主優待を受け取った立場から紹介していきます。
※この記事は株式の購入を推奨するものではありません。株主優待制度については変更される可能性があるため、投資判断をする場合はフランスベッドホールディングスの公式情報をご確認ください。
① フランスベッドの株主優待が届きました
今回、フランスベッドホールディングスから株主関係の書類と一緒に、株主優待の案内が届きました。
株主優待というと「商品がそのまま送られてくる」という会社もありますが、フランスベッドの場合、保有期間などの条件を満たしていれば、複数の選択肢の中から自分で使い道を決められます。
これが個人的にはかなり面白いところでした。
決まった商品が送られてくる場合、
「ありがたいけれど、家では使わないな……」
となってしまう可能性があります。
一方、選択肢があると、
「せっかくなら何をもらおう?」
と考える時間そのものを楽しめます。
私も案内を見てからすぐには決めませんでした。
家の中を見ながら、
「これって本当に必要かな?」
「せっかくの優待だから普段買わないものにする?」
など、かなり悩みました。
結果的に血圧計を選んだのですが、こうして自分の生活に必要なものを改めて考える機会になるのも、選択型の株主優待ならではだと思います。


② フランスベッドHDの株主優待とは?
フランスベッドホールディングスは、その名前の通りフランスベッドをグループに持つ企業です。
「フランスベッド=ベッドやマットレス」というイメージが強いかもしれませんが、株主優待については寝具だけに限定されていません。
2026年3月期の株主優待は、2026年3月31日時点の株主名簿に記載または記録されている200株以上の保有者が対象となっています。
さらに、保有期間によって内容が変わります。
1年未満の場合
200株以上を保有していても、保有期間が1年未満の場合は、2026年3月期では3,000円相当のタオル製品が対象です。
そのため、
「200株買ったから、すぐ1万円分の商品を選べる!」
というわけではありません。
ここは優待目的でフランスベッドを検討している人にとって、かなり重要なポイントだと思います。
1年以上保有すると選択肢が増える
1年以上継続して200株以上を保有すると、
- 羽毛ふとんリフォームで使う
- 優待品との交換
- 株主優待ネットショップで使う
- 慈善団体へ寄付する
といった選択肢から選べるようになります。
また、フランスベッド公式の案内では、1年以上5年未満のゴールドコースでは10,000円分、5年以上のプラチナコースでは15,000円分として利用できる仕組みになっています。
つまり、単に株を持っているだけでなく、長く保有するほど優待内容が充実する設計になっています。
「1年以上」の判定には注意
ここも勘違いしやすそうなので注意が必要です。
フランスベッドホールディングスでは、1年以上の継続保有について、同一株主番号で3月31日現在の株主名簿に連続して2回以上、かつ200株以上保有していることを条件としています。5年以上の場合は連続6回以上です。
単純に「購入日から365日経った瞬間に優待がアップグレードされる」という意味ではありません。
株主優待を目的に保有する場合は、この条件を事前に確認しておいたほうがいいでしょう。
③ 実際に届いた優待案内を紹介
実際の株主優待の案内を見ると、フランスベッドらしく寝具関連の商品が豊富です。
2026年の交換対象商品には、例えば、
ラグジュアリーピローケース、ウミガメピロー、バイオベッドパッド、マットレスカバー、マットレスプロテクターなど、寝具メーカーらしいラインナップが用意されています。
「フランスベッドの株主になったのだから、せっかくなら寝具を選ぶ」というのも当然ありだと思います。
一方で、私は優待品との交換だけでなく、株主優待ネットショップを利用することにしました。
ネットショップの場合、用意された交換品だけに限定されず、自分の生活に合わせて商品を探せるのが魅力です。
ただし、ネットショップの利用にも特徴があります。
2026年の公式案内によれば、ネットショップは1回の注文で利用する仕組みで、優待額との差額を翌年に繰り越すことはできません。一方、優待額を超える商品については、超過分を支払うことで購入できます。
だからこそ、
「何を選べば一番自分に合っているのか」
を考える必要があります。
個人的には、この時間が結構楽しかったです。
④ どんな商品から選べる?
最初にフランスベッドの株主優待と聞いたときは、
「ベッドや枕などの寝具だけなのかな?」
と思っていました。
ところが実際に商品を見てみると、選択肢は思っていた以上にあります。
もちろんフランスベッドらしい寝具関連商品は有力候補です。
寝具は毎日使用するものなので、枕やベッドパッドなどを交換するきっかけとして株主優待を利用するのもいいでしょう。
一方、株主優待ネットショップを使えば、それ以外の商品も候補になります。
私は最初、コーヒーメーカーかブレンダーを考えていました。
どちらも家にあったら便利ですし、
「株主優待でもらえるならちょうどいい」
と思ったからです。
ただ、ここで少し迷いました。
コーヒーメーカーは欲しいけれど、優待で決めてしまっていいのか?
私はコーヒーメーカー自体には興味があったのですが、他のメーカーの商品にも気になるものがありました。
コーヒーメーカーは、一度買えばある程度長く使う家電です。
だから、
「株主優待があるからという理由だけで決めてしまっていいのか?」
という気持ちが出てきました。
ブレンダーについても同じです。
せっかくなら性能や使いやすさなどを比較して、本当に欲しいメーカーの商品を買いたい。
そう考えると、なかなか決断できませんでした。
株主優待だからといって無理に商品を選び、結局使わなくなってしまったら、もったいないですよね。
そこで方針を変えました。
「自分ではなかなか買わないけれど、あったら生活に役立ちそうなもの」
を探すことにしました。
そこで目に入ったのが血圧計でした。
⑤ 私が選んだ商品は「血圧計」
最終的に、私はフランスベッドの株主優待を使って血圧計を選びました。
血圧計って、個人的には少し不思議な商品だと思います。
家にあったら使える。
健康管理にも使える。
でも、
「今度の休日に血圧計を買いに行こう!」
となることは、なかなかありません。
少なくとも私はそうでした。
体重計などは比較的購入する機会がありますが、血圧計は健康診断などで血圧を測る機会があることもあって、自宅用をわざわざ購入しようとはこれまで思っていませんでした。
だからこそ、
「こういうものを株主優待でもらうのはありかもしれない」
と思ったのです。
お酒が好きだからこそ、健康を意識するきっかけにしたかった
私はお酒を飲むのが好きです。
だから、
「最近ちょっと飲みすぎたかもしれないな」
と思うこともあります。
血圧計が家にあれば、そういうときに健康を意識する一つのきっかけになります。
もちろん、血圧計があるからお酒を好きなだけ飲んでも大丈夫、という意味ではありません。
ただ、これまで自宅ではほとんど血圧を測る習慣がなかったので、株主優待をきっかけに自分の体の状態を意識する習慣を作るのは悪くないと思いました。
「飲みすぎたな」と思ったときだけでなく、普段から定期的に確認するようにしたいと思っています。
使ってみた感想
これまで自宅で血圧計を使う習慣がなかったため、最初は「きちんと使えるかな?」と思っていました。
実際に使ってみると説明書も分かりやすく、初めてでも特に迷うことなく測定できました。血圧を測るだけならそれほど時間もかからないので、これなら日常生活にも取り入れやすそうです。
また、今回選んだ血圧計は2人分の測定結果を記録できます。
夫婦それぞれの記録を残せるので、我が家にはちょうどよい機能でした。
健康管理というと「毎日続けるのが大変そう」というイメージもありましたが、実際に測ってみると短時間で終わります。これなら健康を意識したときだけではなく、定期的に測る習慣も続けやすそうだと感じました。
自分ではなかなか購入しなかった血圧計ですが、株主優待をきっかけに家に置くことができたので、結果的には選んでよかったと思っています。
「欲しいもの」ではなく「自分では買わないもの」を選ぶのも面白い
今回株主優待を利用して感じたのが、普通の買い物とは商品選びの基準が少し変わるということです。
自分のお金だけで買い物をすると、
「絶対に欲しいもの」
を優先しがちです。
一方、株主優待の場合、
「自分ではお金を出してまで買わないけれど、あったら便利なもの」
という選び方ができます。
今回の私にとって、それが血圧計でした。
コーヒーメーカーやブレンダーの場合、「別のメーカーの商品が欲しくなるかもしれない」という迷いがありました。
でも血圧計なら、
「これを機会に家に一つ置いておこう」
と比較的すんなり決められました。
結果的に、株主優待らしい使い方ができたのではないかと思っています。
来年は何を選ぶ?
今回血圧計を選んだからといって、来年も健康関連の商品を選ぶつもりというわけではありません。
むしろ、その時の生活で必要になっているものを選びたいと思っています。
例えば、
家の寝具が古くなっていれば寝具。
キッチン家電が欲しくなっていれば家電。
そのほか生活の中で必要になった商品があれば、その商品。
毎年まったく同じものが届く優待ではないからこそ、
「今年は何にしよう?」
と考えられるのが、フランスベッドの株主優待の面白さだと感じました。
⑥ フランスベッドの株主優待を受け取って感じたメリット・注意点
実際に株主優待を受け取ってみて、「いいな」と感じた部分がある一方、事前に知っておいたほうがいいと感じた部分もありました。
特に株主優待を目的としてフランスベッドホールディングスの株式を検討している人は、制度を理解してから判断したほうがいいと思います。
注意点① 200株以上必要
まず、フランスベッドホールディングスの2026年3月期の株主優待対象は200株以上です。
「株主優待銘柄は100株保有すればもらえる」と思っている人は注意が必要です。
必要な投資金額は株価によって変わりますので、購入を検討する場合は最新株価を確認してください。
注意点② 商品を自由に選べるのは1年以上保有してから
今回私が利用したように、複数の使い道から選択できるようになるには、1年以上の継続保有が必要です。
200株を購入して最初の基準日を迎えたからといって、すぐに1万円分をネットショップで利用できるわけではありません。
1年未満の場合、2026年3月期は3,000円相当のタオル製品です。
そのため、
「優待品が欲しいから直前に株を購入しよう」
という考え方とは、あまり相性がよくありません。
フランスベッドの優待を魅力に感じるのであれば、長期保有をおすすめします。
注意点③ 1万円を超える商品は差額が必要
私の場合は1年以上5年未満のゴールドコースなので、優待として利用できるのは10,000円分です。
だからといって、1万円以下の商品だけしか購入できないわけではありません。
株主優待ネットショップでは、利用額を超えた場合、超過分を後払いやクレジットカードで支払うことができます。
例えば欲しい商品が1万円を少し超えていても、差額を支払って選ぶことができます。
これは便利です。
ただし、
「せっかく1万円分あるから……」
と、必要以上に高いものを選び始めると、結局かなり追加でお金を使う可能性もあります。
私はまず、
「優待の範囲を中心に、本当に欲しいものを探す」
という考え方で商品を見ました。
逆に「1万円だからこそ真剣に選べる」のが楽しい
最初は、
「1万円分なら何にしよう?」
と思いました。
でも商品を探しているうちに、この金額がちょうどよく感じてきました。
10万円分の商品を自由に選べるのであれば選択肢が多すぎますし、数百円程度ならそれほど悩まないでしょう。
1万円くらいだからこそ、
「これを選んだら本当に使うかな?」
「普段買わないものにする?」
「少し追加料金を払って別の商品にする?」
など、かなり吟味できます。
株主優待は商品そのものだけでなく、何を選ぶか考える時間も楽しみの一つなのだと今回感じました。
注意点④ 申込期限がある
株主優待は、いつまでも使用できるわけではありません。
2026年3月期分については、株主優待の申込・利用期限が2026年12月31日までとされています。電話での申し込みについては12月25日17時までです。
期限を過ぎた優待を翌年度に繰り越すこともできません。
「あとで決めよう」
と思ってそのまま忘れてしまわないように注意したいところです。
特に私のように商品選びで迷うタイプの人は、案内が届いたら一度ネットショップを見ておくことをおすすめします。
実際にもらって感じたフランスベッド株主優待のメリット
実際に利用してみて、私が特によかったと感じたのは、その年の自分に必要なものを選べることです。
決まった食べ物が届く優待も嬉しいですし、金券タイプにもメリットがあります。
ただ、フランスベッドのように、
「何に使おうかな?」
と考えられるタイプの優待も面白いです。
今回は血圧計。
来年は寝具になるかもしれません。
数年後には全く違う商品を選んでいるかもしれません。
生活環境は年々変化します。
その時々で必要なものを優待に充てられるのは、実際に利用してみて感じた大きなメリットでした。
まとめ|フランスベッドの株主優待は「何を選ぶか」まで楽しめた
今回はフランスベッドホールディングスから届いた株主優待について紹介しました。
私は最初、コーヒーメーカーやブレンダーを候補にしていました。
しかし、他メーカーで気になる商品もあったことから決断できず、最終的には普段なかなか自分では購入しない血圧計を選びました。
株主優待だからといって、とにかく金額的に得な商品を探す必要はないと思います。
私自身、今回選んでみて感じたのは、
「今の生活にあったら便利だけれど、自分ではなかなか買わないものを選ぶ」
という使い方も面白いということです。
一方、フランスベッドの株主優待には注意点もあります。
200株以上の保有が必要で、自由に商品などを選べるようになるには1年以上の継続保有が必要です。さらに優待には申込期限もあります。
そのため、株主優待だけを見て安易に株式を購入するのではなく、制度や投資リスクを確認した上で判断する必要があります。
ただ、すでに株主として条件を満たしている人にとっては、毎年、
「今年は何を選ぼう?」
と考える楽しみがある株主優待ではないでしょうか。
私も来年また優待を受け取ることができたら、その時の生活で一番必要だと思ったものを選ぼうと思います。
今年は血圧計。
来年は何になるのか。
今から少し楽しみです。
