東京・神楽坂を歩いていると、昔ながらのお店と新しいカフェが入り混じり、歩いているだけでも楽しめます。
そんな神楽坂で長年愛されてきた甘味処が**「紀の善(きのぜん)」**です。
紀の善は2022年に一度閉店しましたが、2025年7月18日に神楽坂で復活しました。
そして私は、その再オープン翌日の2025年7月19日に訪問。
目的はもちろん、紀の善の名物として知られる**「抹茶ババロア」**です。
開店15分前に到着したものの、すでに店の前には行列ができており、実際に入店できたのは11時30分前。
それでも実際に食べてみると、
「抹茶ババロアが長年愛されてきた理由が分かる」
と思える一品でした。
この記事では、公式情報だけでは分からない、
- 実際にどれくらい待ったのか
- 抹茶ババロアはどんな味だったのか
- 1,000円という価格をどう感じたか
- 並んで食べる価値があるのか
- 紀の善はどんな人におすすめなのか
といった点を、実際に訪れた経験をもとに紹介します。
これから紀の善へ行こうと考えている方の参考になればうれしいです。
紀の善とは?2025年に神楽坂へ復活した老舗甘味処
紀の善は、神楽坂で長年親しまれてきた甘味処です。
特に有名なのが、
「抹茶ババロア」
です。
一度は2022年に惜しまれながら閉店しましたが、再開を望む声を受け、2025年7月18日に復活しました。
再オープンにあたっては、単に「紀の善」という名前を復活させたわけではありません。
以前の味に近づけるため、原材料や機材、製造工程を可能な限り再現。
さらに、紀の善で25年以上にわたり製餡に携わってきた職人も復帰し、あんこを店内で仕込んでいるそうです。
昔の紀の善を知っている人にとっては「懐かしい味をもう一度楽しめる場所」。
私のように復活後に訪れる人にとっては「長く愛されてきた神楽坂の味を体験できる場所」。
どちらの楽しみ方もできるのが、現在の紀の善なのだと思います。
紀の善へのアクセス|飯田橋駅から歩いて行ける
紀の善は神楽坂通り沿いにあります。
紀の善 神楽坂
住所
東京都新宿区神楽坂2-12-15
さわやビル1F・B1F
電車の場合は、主に次の3つのアクセス方法があります。
- JR総武線「飯田橋駅」西口から徒歩約5分
- 東京メトロ「飯田橋駅」B3出口から徒歩約2分
- 都営大江戸線「牛込神楽坂駅」A3出口から徒歩約5分
特に近いのは東京メトロ飯田橋駅のB3出口です。
B3出口から神楽坂方面へ進めばよいため、初めて訪れる場合でも比較的分かりやすい場所だと思います。
また、紀の善は神楽坂のメインストリート沿いにあります。
そのため、
紀の善だけを目的に行って帰るより、神楽坂散策とセットにする
のがおすすめです。
ランチを食べて神楽坂を散策し、途中で紀の善に立ち寄る、といった一日の過ごし方にも向いています。
再オープン2日目に訪問|開店15分前でもすでに行列
私が紀の善を訪れたのは、再オープン翌日の2025年7月19日。
かなり混雑するのではないかと思い、11時の開店より少し早い、
10時45分ごろ
に到着しました。
個人的には、
「開店15分前なら、それほど待たずに入れるのでは?」
と思っていました。
しかし、実際に到着してみると、すでにかなりの人が並んでいました。
一度閉店した紀の善が約3年ぶりに復活した直後だったことを考えれば当然かもしれません。
とはいえ、実際に行列を目の前にすると、
「紀の善を待っていた人がこれだけいたんだな」
と改めて感じました。
実際の待ち時間は約40分
私が並び始めたのは開店約15分前。
11時になってお店はオープンしましたが、当然ながら列に並んでいる人全員が一度に入れるわけではありません。
少しずつ列が進み、実際に店内へ入れたのは、
11時30分前くらい
でした。
つまり、
10:45ごろ到着
↓
11:00開店
↓
11:30前に入店
という流れです。
並び始めてから考えると、約40分待ったことになります。
ただし、ここで一つ注意があります。
これはあくまで、
「2025年7月19日・再オープン翌日」
の私の体験です。
通常の土日や平日に必ず40分待つという意味ではありません。
逆に、現在の混雑状況を確認していない状態で、
「朝○時までに行けば絶対に入れる」
「平日なら空いている」
などと断言することもできません。
この記事の待ち時間は、あくまで訪問時の実体験として参考にしてください。
店内へ|外の行列とは違い落ち着いた空間
長い列を抜け、ようやく店内へ。
店舗は1階と地下1階があります。
外には多くの人が並んでいましたが、店内に入ると雰囲気は一変します。
神楽坂の甘味処らしい落ち着いた空間になっており、外で待っていたときの慌ただしさから少し解放されたように感じました。
紀の善の魅力は、
「有名な抹茶ババロアを食べる」
だけではないと思います。
神楽坂を歩き、昔から親しまれてきた甘味処に入り、席について甘味をいただく。
その時間そのものを楽しむお店
という印象を受けました。
名物「抹茶ババロア」を注文
今回注文したのはもちろん、
抹茶ババロア
です。
再オープン時点の店内価格は、
1,000円(税込)
でした。
運ばれてきた抹茶ババロアを見ると、構成はとてもシンプルです。
- 抹茶ババロア
- 生クリーム
- あんこ
基本的にはこの3つ。
最近はSNS映えするような豪華なスイーツも多いので、最初に見ると意外と素朴に感じるかもしれません。
しかし、実際に食べてみると、
このシンプルな3つの組み合わせこそが紀の善の魅力
なのだと思いました。
実食レビュー|甘さ控えめで抹茶をしっかり楽しめる
まず抹茶ババロアだけを食べてみます。
口当たりはなめらか。
そして印象的だったのが、
思っていたよりも甘さが控えめ
だったことです。
「抹茶スイーツ」という名前から、かなり甘いデザートを想像していました。
しかし実際には、甘さで抹茶を隠してしまうような味ではありません。
抹茶らしい香りや風味を感じられます。
個人的には、この甘さのバランスがかなり好みでした。

生クリームを合わせると一気にまろやかに
続いて生クリームと一緒に食べてみます。
抹茶ババロアだけで食べるより、味がかなりまろやかになります。
抹茶には独特の風味がありますが、生クリームを合わせることで口当たりが柔らかくなり、
洋菓子らしいクリーミーさ
が加わります。
抹茶ババロアだけで食べたときとは、少し違った印象です。
あんこを合わせると「和のスイーツ」らしさが増す
さらに、あんこも一緒に食べてみました。
ここで一気に「和の甘味」という印象が強くなります。
紀の善はあんこにもこだわっており、店舗で毎日仕込んでいるとのこと。
抹茶ババロア自体の甘さが比較的控えめなので、あんこを加えても全体が甘すぎるという印象にはなりませんでした。
むしろ、
抹茶の風味+生クリームのまろやかさ+あんこの甘さ
がうまく補い合っています。
個人的におすすめの食べ方
せっかくなら、
- 最初は抹茶ババロアだけ
- 次に生クリームを合わせる
- 次にあんこを合わせる
- 最後に3つを一緒に食べる
という順番で食べてみてください。
同じ抹茶ババロアでも、組み合わせによって印象が変わります。
私自身も食べ進めながら、
「生クリームを付けるとこうなるのか」
「今度はあんこも一緒に食べてみよう」
と少しずつ組み合わせを変えて楽しみました。
最終的に私が一番好きだったのは、
抹茶ババロア・生クリーム・あんこを少しずつ一緒に食べる方法
です。
3つが揃ったときのバランスが一番よく感じました。
1,000円は高い?実際に食べて感じたこと
ここは気になる方も多いと思います。
抹茶ババロアは店内で1,000円。
「ババロア1つで1,000円」とだけ考えると、決して安いとはいえません。
私自身も価格だけを見れば、
「気軽に頻繁に食べるスイーツではないかな」
と思います。
しかし、
- 神楽坂という場所
- 長年愛されてきた紀の善の名物
- 一度閉店した味が復活したという背景
- 店内で甘味処の雰囲気まで楽しめる
という点まで含めて考えると、
神楽坂を訪れたときに一度食べてみる価値は十分ある
というのが私の感想です。
コンビニスイーツのように価格だけで比較するものではなく、
「神楽坂で紀の善の甘味を楽しむ体験」
まで含めた1,000円と考えるのが近いと思います。
約40分並んで食べる価値はあった?
今回私は約40分待ちました。
食べる前には、
「ここまで並んで普通の味だったら残念だな……」
という気持ちも少しありました。
しかし、実際に食べ終えた感想としては、
「一度食べに来てよかった」
です。
特に印象に残ったのは、派手さではなくバランスの良さでした。
ものすごく甘いわけでもない。
抹茶だけを強烈に主張するわけでもない。
生クリームやあんこを組み合わせることで、それぞれ違った味が楽しめる。
こうした部分に、長年愛されてきた理由があるのかなと感じました。
もちろん、40分並ぶ価値をどう感じるかは人それぞれです。
そのため、
「何時間並んでも絶対に食べるべき!」
とまでは言いません。
ただ、
- 抹茶が好き
- 和菓子が好き
- 神楽坂へ遊びに行く予定がある
- 老舗の名物を食べてみたい
という人なら、候補に入れてよいと思います。
甘いものが苦手な人でも食べられる?
個人的には、一般的な甘いスイーツと比べると食べやすいと感じました。
理由は、
抹茶ババロアそのものが甘すぎない
からです。
一方で、あんこや生クリームも添えられているため、
「もう少し甘くしたい」
と思えば自分で調整できます。
つまり、
自分で甘さの印象を変えながら食べられる
のも、この抹茶ババロアの面白いところです。
甘すぎるスイーツが苦手だけれど抹茶は好き、という人にも試してほしい一品です。
テイクアウトもできる
「抹茶ババロアは食べたいけれど、店内利用にこだわらない」
という人には、テイクアウトという選択肢もあります。
再オープン時の価格は、
| 利用方法 | 抹茶ババロアの価格 |
|---|---|
| 店内 | 1,000円 |
| テイクアウト | 900円 |
となっています。
また、紀の善では抹茶ババロア以外にも、
- あんみつ
- 白玉ぜんざい
- クリームあんみつ
などが提供されています。
抹茶が苦手な人と一緒に訪れても、それぞれ別の甘味を選べるのはうれしいところです。
※商品や価格は変更される可能性があります。訪問時には最新情報をご確認ください。
紀の善はこんな人におすすめ
実際に訪れてみて、特におすすめしたいのは次のような人です。
抹茶好きの人
一番おすすめしたいのは、やはり抹茶が好きな人。
抹茶ババロアは甘さだけで押すタイプのスイーツではなく、抹茶らしい風味も楽しめます。
甘すぎるスイーツが苦手な人
あんこや生クリームはありますが、抹茶ババロア自体は比較的すっきりしています。
組み合わせる量を調整できるので、自分好みの甘さで楽しみやすいです。
神楽坂らしいお店へ行きたい人
神楽坂にはカフェや飲食店がたくさんあります。
その中でも、
「せっかく神楽坂へ行くなら、この街だからこそ楽しめるものを食べたい」
という人には紀の善はぴったりだと思います。
老舗や復活したお店に興味がある人
2022年に一度閉店し、2025年に復活したという背景も紀の善の魅力です。
昔のお店を知っている方はもちろん、私のように復活後の紀の善を初めて体験する人にも面白い場所です。
逆に、こんな人には少し合わないかもしれない
良いところだけではなく、実際に行って感じた点も書いておきます。
とにかく安くスイーツを食べたい人
抹茶ババロアは店内1,000円なので、価格重視なら選択肢はほかにもあります。
濃厚でとにかく甘いスイーツが好きな人
紀の善の抹茶ババロアは、甘さの強さよりも全体のバランスを楽しむタイプだと感じました。
待つ可能性があるお店を避けたい人
私が訪れた日は再オープン翌日だったため約40分待ちました。
現在の混雑状況とは異なる可能性がありますが、人気店なので時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。
実際に行って分かった3つのポイント
今回訪問した経験から、これから行く人に伝えておきたいことを3つにまとめます。
1.時間に余裕を持つ
私の場合は開店15分前に到着して約40分待ちました。
現在も同じとは限りませんが、紀の善のあとに予定を詰め込みすぎないほうが安心です。
2.抹茶ババロアは3種類の食べ方を試してほしい
抹茶ババロアだけ、生クリーム付き、あんこ付き。
それぞれ味の印象が変わります。
いきなり全部混ぜてしまうより、少しずつ食べ比べるのがおすすめです。
3.紀の善だけでなく神楽坂散策も楽しむ
飯田橋駅から近く、周辺にもお店がたくさんあります。
もし多少待つことになったとしても、
「今日は神楽坂をのんびり楽しむ日」
くらいの予定にしておけば、時間を気にせず楽しみやすいと思います。
紀の善の基本情報
| 項目 | 内容 |
| 店名 | 紀の善 神楽坂 |
| 住所 | 東京都新宿区神楽坂2-12-15 さわやビル1F/B1F |
| 再オープン | 2025年7月18日 |
| 開店時間 | 11:00 |
| 閉店時間 | 在庫状況・季節によって変動 |
| JRからのアクセス | 飯田橋駅西口から徒歩約5分 |
| 地下鉄からのアクセス | 飯田橋駅B3出口から徒歩約2分 |
| 牛込神楽坂駅から | A3出口から徒歩約5分 |
| 抹茶ババロア | 店内1,000円/テイクアウト900円 ※再オープン時点 |
| 今回の訪問日 | 2025年7月19日 |
※営業時間、価格、販売商品などは変更される場合があります。訪問前に最新の営業情報をご確認ください。
よくある疑問
紀の善は予約できる?
混雑状況や利用方法については変更される可能性があるため、予約の可否を含め、最新情報を店舗へ確認するのが確実です。
抹茶ババロアは持ち帰れる?
再オープン時点ではテイクアウト可能で、価格は900円でした。
ただし販売状況は変わる可能性があります。
どれくらい並ぶ?
私が訪れた2025年7月19日は、10時45分ごろから並び、11時30分前に入店できました。
約40分です。
ただし再オープン翌日という特殊な状況だったため、現在の待ち時間を示すものではありません。
紀の善には何駅から行くのがおすすめ?
東京メトロを利用するなら、飯田橋駅B3出口から徒歩約2分なので便利です。
JRの場合も飯田橋駅西口から徒歩約5分とアクセスしやすい場所にあります。
まとめ|紀の善は「抹茶ババロア+神楽坂散策」で楽しみたい
2025年7月18日に復活した神楽坂の甘味処「紀の善」。
私は再オープン翌日に訪れ、名物の抹茶ババロアを食べてきました。
開店15分前に到着しましたが、すでに行列。
店内に入れたのは11時30分前だったため、約40分待つことになりました。
しかし、その先で食べた抹茶ババロアは、
抹茶の風味、生クリームのまろやかさ、あんこの甘さ
をそれぞれ楽しめる一品でした。
私が特に気に入ったのは、3つを少しずつ一緒に食べる方法。
抹茶ババロアだけで食べたときとは印象が変わり、最後まで飽きずに楽しめました。
1,000円という価格だけを見れば、決して安いスイーツではありません。
それでも、
長年神楽坂で愛されてきた甘味を、実際にその場所で味わう
という体験まで含めれば、私は一度食べに行ってよかったと思います。
また、紀の善は飯田橋駅から近く、周辺には神楽坂の街並みや飲食店もあります。
そのため、
紀の善だけを目的にするのではなく、神楽坂散策の途中に立ち寄る
という楽しみ方がおすすめです。
抹茶好きの方、和菓子が好きな方、神楽坂らしいお店を探している方は、一度訪れてみてはいかがでしょうか。

