在宅勤務やパソコン作業で長時間座っていると、意外と重要だと感じるのがオフィスチェアです。
私自身、ニトリのメッシュタイプのオフィスチェアを長く使っています。
私が使用しているのは、ニトリで購入した全面メッシュタイプのオフィスチェアです。現在販売されているモデルとは仕様が異なる可能性がありますが、長期間使ってきた経験から、全面メッシュならではのメリット・デメリットを紹介します。
長く使ってみて、
「次に買い替えるとしても、座面までメッシュのオフィスチェアを選びたい」
と思うようになりました。
その理由は、クッションタイプと比べて、
- 座面のクッションがつぶれる心配がない
- 蒸れにくい
- 長時間座ってもお尻が痛くなりにくいと感じる
- 汗が染み込みにくい
- 日常的な手入れがしやすい
といったメリットを感じているからです。
一方で、実際に何年も使ったからこそ気づいた欠点もあります。
この記事では、私が全面メッシュのオフィスチェアを長期間使って感じたメリット・デメリットを紹介します。
また、長く使った経験から、「次に買い替えるなら何を確認するか」という視点で、オフィスチェア選びのポイントもまとめました。
メッシュチェアが気になっているものの、「本当に蒸れにくいのか」「長く使うとどうなるのか」「フットレストなどの機能は必要なのか」と迷っている方の参考になれば幸いです。
※座り心地や体への感じ方には個人差があります。この記事の使用感については、私自身が使用して感じた内容です。また、記事後半で紹介する現行5製品をすべて実際に使用したわけではなく、2026年10月時点のメーカー公式情報をもとに特徴を比較しています。
- メッシュチェアには「全面メッシュ」と「背面だけメッシュ」がある
- 1.クッションのように座面がつぶれにくい
- 2.長時間座ってもお尻が痛くなりにくいと感じる
- 3.夏場でも蒸れにくい
- 4.汗が座面に染み込みにくい
- 5.表面のゴミを見つけやすく、手入れしやすい
- 実際に使って分かったメッシュチェアのデメリット
- メッシュ特有の座り心地が合わない可能性がある
- コスパを考えるなら「価格」だけでなく長く使えるかも重要
- 次に私がオフィスチェアを買うなら確認する5項目
- 今の椅子から買い替えるなら比較したい3製品
- 1.ニトリ「OC707 エラストマーメッシュ」
- 2.COFO Chair Pro 2
- 3.イトーキ「SALIDA YL9」
- 3製品を比較
- 私なら「全面メッシュ+本当に使う機能」で選ぶ
- まとめ|長く使うなら全面メッシュのオフィスチェアは一度試してほしい
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メッシュチェアには「全面メッシュ」と「背面だけメッシュ」がある
「メッシュのオフィスチェア」と検索すると、さまざまな商品が出てきます。
ただし、すべて同じ構造ではありません。
大きく分けると、
① 背もたれと座面の両方がメッシュのタイプ
② 背もたれはメッシュ、座面はクッションのタイプ
があります。
私が次に買うときも全面メッシュにしたい理由は、単純に通気性がいいからだけではありません。
背もたれだけメッシュでも背中の通気性はよくなりますが、座面までメッシュであれば、
- 座面のクッションがつぶれない
- お尻まわりも蒸れにくい
- 汗が座面内部へ染み込みにくい
というメリットがあります。
そのため、購入するときは「メッシュチェア」という商品名だけではなく、座面部分が何でできているかまで確認するのがおすすめです。
私がメッシュのオフィスチェアをおすすめする理由
1.クッションのように座面がつぶれにくい
メッシュを選ぶ大きな理由の一つが、長期間使用したときの座面です。

クッションタイプの場合、長年同じ場所に体重がかかり続けることで、内部のウレタンなどが徐々につぶれてくることがあります。
購入当初は厚みがあって快適でも、使っていくうちに、
「前より座面が薄くなった気がする」
と感じることがあります。
一方、全面メッシュタイプには座面を支える厚いクッション自体がありません。
メッシュの張力によって体を支えるため、クッションタイプのように内部のウレタンがつぶれて座面が薄くなる劣化を気にしなくてよいのが魅力です。
私が使用している椅子も長く使っていますが、クッションがへたったような感覚はありません。
ただし、メッシュそのものが永久に劣化しないわけではありません。
長期間使用すればメッシュが伸びたり、張りが弱くなったりする可能性はあるため、
「メッシュなら絶対にへたらない」ではなく、「クッション材のつぶれを気にしなくてよい」
という理解が近いと思います。
2.長時間座ってもお尻が痛くなりにくいと感じる
これは私個人の使用感ですが、メッシュ座面にしてから、長時間座ったときのお尻の痛みが気になりにくくなりました。
メッシュ部分が少し沈み込み、体重を面で受け止めてくれる感覚があります。
硬い板のような座面に直接体重が集中するのとは違い、適度に体に合わせてメッシュが動いてくれるところが気に入っています。
ただし、この部分は商品による違いが大きいです。
メッシュの張りが強い商品もあれば、柔らかめの商品もあります。
さらに、
- 身長
- 体重
- 座り方
- 太ももの長さ
- 座面の高さ
によっても快適さは変わります。
そのため、可能であれば購入前に店舗やショールームで実際に座ることをおすすめします。
3.夏場でも蒸れにくい
メッシュの大きなメリットが通気性です。
布製やクッションタイプの椅子の場合、背中やお尻と椅子が密着します。
長時間座っていると熱がこもりやすく、特に夏は蒸れが気になることがあります。
その点、メッシュは生地の間に隙間があるため、空気が通りやすい構造です。
特に背もたれがメッシュだと、窓から入ってくる風や扇風機の風を背中でも感じられます。
もちろん、真夏にメッシュチェアだけで涼しく過ごせるわけではありません。
ただ、春・初夏・秋などの比較的過ごしやすい気温なら、背中に風が抜けるだけでもかなり快適に感じます。
4.汗が座面に染み込みにくい
全面メッシュを使っていて良いと感じるもう一つの点が、汗です。
クッションや厚手の布の場合、汗や湿気が表面の生地や内部へ染み込むことがあります。
一方、メッシュには厚いクッション層がないため、汗が内部のクッションへ染み込むことを気にせず使えます。
また、空気が通りやすいため乾きやすいのもメリットです。
私自身、長期間使っていますが、現在まで座面から強いニオイが気になったことはありません。
ただし、これは使用環境や手入れの頻度によっても変わるため、「メッシュならニオイが発生しない」というわけではありません。
メッシュであっても、ときどき表面を拭くなどの手入れはした方がよいでしょう。
5.表面のゴミを見つけやすく、手入れしやすい
デスクで仕事やブログを書いていると、気づかないうちに小さなゴミが座面へ落ちていることがあります。
メッシュの場合、表面に残っているゴミであれば目につきやすく、気づいたときにすぐ取り除けます。
また、座面に髪の毛や小さなゴミが落ちても見つけやすく、気づいたときにすぐ拾えるのも地味に便利です。
ただし、ここにはメッシュならではの欠点もあります。
細かなホコリやゴミはメッシュを通過して、座面の下へ落ちることがあります。
これについては後ほど紹介します。
実際に使って分かったメッシュチェアのデメリット
メッシュチェアはかなり気に入っていますが、完璧ではありません。
特に長期間使用して分かったのが、掃除に関する問題です。
座面の下にホコリがたまりやすい
メッシュは空気を通してくれる一方で、細かなホコリなども通します。
普段は上からしか座面を見ないため気づきにくいのですが、あるとき座面の下を確認すると、思っていた以上にホコリがたまっていました。
これが、実際に長期間使用していて一番気になった部分です。
表面だけを見るときれいなので、
「掃除しなくても大丈夫そう」
と思ってしまいやすいのですが、半年に1回程度は座面の裏側も確認するのがおすすめです。
私は半年に1回程度、裏側を確認して、気になれば掃除機で吸うようにしています。毎週掃除するほどではありません。
このあたりは、実際に何年か使わないと気付きにくい欠点だと思います。
メッシュ特有の座り心地が合わない可能性がある
クッションチェアのような、
「ふかふかした柔らかさ」
を求める人には、メッシュが合わない可能性があります。
メッシュは布を張った構造で体を支えるため、商品によっては張りを強く感じます。
また、体格と椅子が合っていないと、座面前方のフレームが太ももの裏に当たることも考えられます。
このため、特に数万円する椅子を買う場合は、デザインや価格だけで決めるのではなく、実際に座って確かめるのが安心です。
コスパを考えるなら「価格」だけでなく長く使えるかも重要
オフィスチェアの価格は、1万円以下から10万円を超えるものまでかなり幅があります。
そのため、
「安い椅子=コスパがいい」
とは限りません。
仮に1万円の椅子を短期間で買い替えることになれば、長期間使える3万円の椅子の方が結果的に安くなることもあります。
私は現在使っているメッシュチェアを長期間使えているため、オフィスチェアを選ぶときには、
購入価格だけではなく、数年間使うことを前提に考える
ことが大切だと感じています。
特に在宅勤務や趣味のパソコン作業で毎日のように使うのであれば、1日あたりに換算すると、数万円の椅子でも意外と大きな金額ではありません。
次に私がオフィスチェアを買うなら確認する5項目
1.座面までメッシュか
私が最初に確認したいのがここです。
通気性だけが目的なら背もたれだけメッシュでも十分ですが、
クッションのへたりを避けたいなら、座面までメッシュのタイプ
を選ぶ必要があります。
商品写真だけでは分かりにくいこともあるため、商品仕様まで確認しましょう。
2.座面の高さが体格に合うか
高機能な椅子でも、座面が高すぎて足が床につかなければ座りにくくなります。
最低座面高を確認し、自分の体格やデスクの高さと合っているかを確認しておきたいところです。
3.アームレストを調整できるか
パソコン作業では腕を置く位置も重要です。
高さを変えられるだけでなく、前後や角度を調整できる椅子もあります。
反対に、固定式のアームレストが机にぶつかると邪魔になることもあります。
4.ヘッドレストは必要か
仕事中に常に必要なものではありませんが、背もたれを倒して休憩するときにはヘッドレストが便利です。
リクライニングを頻繁に使う人なら、ヘッドレストの高さや角度も確認しておくとよいでしょう。
5.フットレストに追加料金を払う価値があるか
私が使用している椅子にも収納式のフットレストがあります。
仕事中にはほとんど使いませんが、背もたれを倒して休憩するときには便利です。
一方で、
「仕事中しか椅子を使わない」
という人なら必須ではありません。
機能が増えるほど価格も上がりやすいため、使わない機能にお金をかけないこともコスパを高めるポイントです。

今の椅子から買い替えるなら比較したい3製品
ここからは、2026年10月時点で販売を確認できた製品の中から、価格帯と特徴が異なる3製品を紹介します。
なお、私が実際に長期間使用しているのはニトリの旧型メッシュチェアであり、以下の3製品すべてを実際に使用したわけではありません。
メーカー公式サイトの仕様を確認し、
- メッシュの範囲
- 価格
- 調整機能
- 保証
- 用途
を比較して選んでいます。
価格や仕様は変更される可能性があるため、購入前に最新情報をご確認ください。
1.ニトリ「OC707 エラストマーメッシュ」
まず候補にしたいのが、ニトリのOC707 エラストマーメッシュです。
2026年10月時点で34,990円。通常サイズのほか、少し小さめのスモールサイズも販売されています。ニトリ公式ではOC707シリーズにエラストマーメッシュ仕様があり、収納式フットレストや調整式アームレストなどを備えています。
私が現在使用しているニトリの椅子とは別モデルですが、座面までメッシュを使いたい人にとって現行の有力候補です。
良いところ
- 座面までメッシュ
- ヘッドレスト付き
- フットレスト付き
- アームレストを調整できる
- 実店舗で試座しやすい
- 約3.5万円と高級チェアより手を出しやすい
気になるところ
- フットレストを使わない人には機能過多
- 約16kg以上あり軽い椅子ではない
- ニトリ公式では一般家庭向けの商品とされている
3万円台で全面メッシュと複数の調整機能が欲しい人には、かなり検討しやすいと思います。
2.COFO Chair Pro 2
予算を上げて、座面までメッシュと多くの調整機能を求めるなら、COFO Chair Pro 2があります。
公式サイトでは背面・座面にプロメッシュを採用。座面の前後スライド、ランバーサポート、3Dヘッドレスト、可動式アームレスト、フットレストなどを備えています。2026年10月確認時の公式販売価格は69,980円でした。
良いところ
- 座面・背面ともメッシュ
- 座面奥行きを調整できる
- ランバーサポートを調整できる
- ヘッドレスト付き
- フットレスト付き
- 3年間の保証
気になるところ
- 約7万円と価格が上がる
- 約22.6kgあり重量がある
- シンプルな椅子を求める人には機能が多い
毎日の在宅勤務などで長時間使い、細かな調整機能にもお金をかけたい人向けです。
3.イトーキ「SALIDA YL9」
国内のオフィス家具メーカーから選びたい場合は、イトーキのSALIDA YL9も候補になります。
2026年10月時点の公式オンラインショップ価格は57,990円。背面にはエラストマーを採用し、最大3年保証が付いています。
こちらは座面まで全面メッシュではありません。
良いところ
- 背面にエラストマー素材を採用
- ヘッドレスト付き
- 可動式アームレスト
- 国内オフィス家具メーカーの商品
- 最大3年保証
気になるところ
- 約5万円台
- 座面は全面メッシュではない
- 「座面のクッションをなくしたい」という目的には合わない
背中の通気性は欲しいけれど、座面にはクッションの柔らかさが欲しい人の候補になります。
3製品を比較
| 商品 | 座面 | 価格目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ニトリ OC707 エラストマーメッシュ | メッシュ | 約3.5万円 | 全面メッシュ+フットレスト |
| COFO Chair Pro 2 | メッシュ | 約7万円 | 全面メッシュ・調整機能が豊富 |
| イトーキ SALIDA YL9 | クッション | 約5.8万円 | エラストマー背面・国内メーカー |
※価格・仕様は2026年10月2日時点でメーカー公式サイトを確認したものです。セールや仕様変更によって変わる可能性があります。
私なら「全面メッシュ+本当に使う機能」で選ぶ
ここまで3製品を比較しましたが、私自身が今後オフィスチェアを買い替えるなら、まず確認するのは座面までメッシュかどうかです。
長期間メッシュチェアを使ってきて、
- クッション材のつぶれを気にしなくていい
- 夏場に蒸れにくい
- 長時間座りやすいと感じる
- 汗が染み込みにくい
という部分にメリットを感じているからです。
そのうえで、
「ヘッドレストは必要か」
「フットレストを本当に使うか」
「アームレストはどこまで動けばいいか」
を考えます。
機能は多ければ多いほどいいわけではありません。
自分が使わない機能を減らし、その分予算を抑えることも、コスパのよい椅子選びだと思います。
まとめ|長く使うなら全面メッシュのオフィスチェアは一度試してほしい
私はニトリのメッシュオフィスチェアを長期間使用していますが、今でも全面メッシュを選んでよかったと感じています。
特に気に入っているのは、
- クッションがつぶれる心配がない
- 蒸れにくい
- 汗が染み込みにくい
- 長時間座ってもお尻が痛くなりにくいと感じる
という点です。
一方で、細かなホコリがメッシュを通過するため、座面の裏側にホコリがたまりやすいという欠点もありました。
半年に1回程度、裏側まで掃除すれば私の場合は特に困っていません。
オフィスチェアは、一度購入すると何年も使うことになる家具です。
予算だけで選ぶのではなく、
「数年間、毎日座り続けても使いたいと思えるか」
まで考えて選ぶことをおすすめします。
特にこれまでクッションタイプしか使ったことがない人は、家具店などに行った際に、一度座面までメッシュになったオフィスチェアに座ってみてはいかがでしょうか。
ちなみに我が家では、仕事に出かけている間にお気に入りの人形を座らせることもあります。オフィスチェアは実用品ですが、こういう使い方も少し楽しいです。


