この記事でわかること
- ICL手術は痛いのか、実際に受けてどう感じたか
- 手術中に何が見えるのか、どのくらい怖かったか
- 手術時間や手術直後の見え方
- 帰宅時の付き添いや保護メガネについて
- 術後数日間の生活で大変だったこと
前回の記事では、私がレーシックではなくICLを選んだ理由を書きました。今回は、病院選びから適応検査、実際の手術、術後の生活までを体験談としてまとめています。
↓前回の記事はこちらです。

私は2023年にICL手術を受けました。
ICLを受けると決めるまでは比較的スムーズだったのですが、その後かなり悩んだのが、
「どこの病院で受けるか」
ということでした。
ICLは決して安い手術ではありません。
そして何より、手術をするのは目です。
当時の私はコンタクトレンズの度数が−8.0D前後の強度近視だったため、裸眼で見えるようになることには大きな魅力を感じていました。
一方で、
「病院はどうやって選べばいいのか」
「手術は痛くないのか」
「目の手術中は何が見えるのか」
「手術直後はどんな感じなのか」
という不安もありました。
この記事では、実際にICL手術を受けた私が、病院選び、適応検査、手術当日、術後の生活までを体験談としてまとめます。
この記事は、私自身がICL手術を受けた経験をもとに書いています。痛みや見え方、術後の経過には個人差があります。ICLを検討する場合は、必ず医療機関で診察・説明を受けたうえで判断してください。
- ICLを受けると決めた後、まず悩んだのが病院選び
- 病院比較では価格だけで決めなかった
- Google口コミは「成功した」という感想だけを見なかった
- 医師は公式サイト以外でも検索した
- ICLの適応検査へ
- ICL手術当日|私は痛みをほとんど感じなかった
- 手術中、メスは見えるのか?
- 痛みより「まぶしさ」の方が印象に残った
- 片目が終わって「もう片方あるのか……」
- 手術時間は体感で15分程度
- ICLは「痛い」というより「最初が怖い」
- 手術直後は、すぐにくっきり見えたわけではなかった
- 手術後は暗い部屋で休憩してから帰宅
- 私は帰宅時の付き添いをおすすめしたい
- 術後は病院からもらった保護メガネを使用
- 術後に地味に大変だったのが洗髪
- 実際にICL手術を受けて印象に残ったこと
- ICL手術は終わりではなく、その後が気になる
ICLを受けると決めた後、まず悩んだのが病院選び
ICLを受けようと決めたあと、思った以上に悩んだのが病院選びでした。
調べてみると、ICLを扱うクリニックはいくつもあります。
どの公式サイトを見ても、
- 手術実績
- 医師の経歴
- 費用
- 保証
- アフターフォロー
などが掲載されています。
ただ、どのクリニックも良く見えるので、公式サイトだけを読んでもなかなか決められませんでした。
そこで私は、候補となるクリニックをGoogleスプレッドシートにまとめて比較しました。
病院比較では価格だけで決めなかった
私が比較したのは、主に次の項目です。
- 価格
- 症例数
- 医師
- Google口コミ
- 保証期間
- アフターケアの有無
ICLは金額が大きいので、どうしても価格に目が行きます。
ただ、自分の目の手術なので、
「安いからここにしよう」
とは考えませんでした。
むしろ私が重視していたのは、手術後に何かあったときに、きちんと対応してもらえそうかという部分でした。
Google口コミは「成功した」という感想だけを見なかった
病院選びではGoogle口コミも見ました。
ただし、星の数や、
「よく見えるようになった」
「受けてよかった」
といった感想だけでは判断しませんでした。
口コミを書いている側は、基本的には医療の専門家ではありません。
そのため、
口コミだけを見て手術の技術そのものを評価するのは難しい
と考えました。
そこで私が特に見たのは、
- 手術後に違和感が出た人への対応
- 術後診察の丁寧さ
- 問い合わせへの対応
- アフターケアに対する口コミ
です。
手術が問題なく終わることはもちろん大切ですが、私はそれ以上に、
「もし何かあったときに診てもらえるか」
を重視しました。
医師は公式サイト以外でも検索した
もう一つ確認したのが、実際に手術を担当する医師です。
ICLを調べると、症例数の多い医師がたくさん出てきます。
ただ、
「症例数○万件」
と言われても、それだけでは自分には判断しづらいところがありました。
そこで、気になる医師については名前をそのまま検索しました。
確認したのは、
- クリニック外のサイトでのインタビュー
- 経歴
- 所属している組織や学会
- 院外でどのように紹介・評価されているか
などです。
かなり慎重に調べたと思います。
ただ、目の手術なので、
「ここまで調べて、自分が納得できるか」
は大切にしました。
最終的には、費用だけではなく、医師、実績、口コミ、アフターケアなどを総合して、自分が納得できるところを選びました。
ICLの適応検査へ
病院を決めたあとは、ICLが自分の目に適応するかどうかの検査を受けました。
普段の視力検査だけではなく、眼圧も測りました。
そのほかにもいくつか検査を受けましたが、
正直、
「これは何を測っている機械なんだろう?」
と思うものもありました。
機械をのぞき込んだり、光を見たり、さまざまな検査を受けた記憶があります。
結果として、私は問題なくICLの適応と判断されました。
ここでようやく、
「本当に手術を受けるんだな」
という実感が出てきました。
ICL手術当日|私は痛みをほとんど感じなかった
いよいよ手術当日です。
手術前は、
「目の手術って痛そうだな」
というイメージがありました。
ただ、実際には目に麻酔をしてもらったため、私は手術中に強い痛みを感じることはありませんでした。
感覚としては、
「何かされているな」
くらいです。
もちろん、痛みの感じ方には個人差があると思います。
ただ、少なくとも私は、手術前に想像していたような強い痛みはありませんでした。
手術中、メスは見えるのか?
ICLを受ける前に、かなり気になっていたことがあります。
それが、
「目の手術中は何が見えるのか」
ということです。
結論からいうと、私の場合、手術中の景色は全体的にかなりぼんやりしていました。
ただし、手術器具の輪郭は何となく分かりました。
そのため、
メスらしきものが近づいてくるのは何となく見えます。
最初は、
「うわ、来るな……」
と思いました。
これは正直、少し怖かったです。
ただ、はっきりと細部まで見えているわけではありません。
そして数分もしないうちに、
「こういうものか」
と慣れてきました。
最初の恐怖感が最後までずっと続いたわけではありませんでした。
痛みより「まぶしさ」の方が印象に残った
ICL手術で意外だったのが、光です。
手術中は強い光を当てられるため、かなりまぶしかった記憶があります。
手術前は痛みばかり心配していましたが、実際に終わってみると、
痛かったことより、まぶしかったことの方が印象に残っています。
目の手術なので当然といえば当然なのですが、受ける前にはあまりイメージしていませんでした。
片目が終わって「もう片方あるのか……」
手術は片目ずつ行いました。
最初の片目が終わったときは、
「終わった」
という安心感がありました。
ただ、その直後に、
「まだもう片方あるのか……」
と思いました。
少し落ち込みました。
痛みが強かったからではありません。
初めての目の手術で、それなりに緊張していたからだと思います。
ただ、1回目で流れが分かったので、2回目はかなり慣れていました。
最初ほどの怖さはありませんでした。
手術時間は体感で15分程度
正確な時間は覚えていません。
麻酔もしていましたし、手術中に時計を見るわけでもないので、かなり体感になります。
私としては、
15分程度だったかな
という感覚です。
思っていたよりは短く感じました。
ただし、これは手術そのものについての私の体感であり、検査や準備、手術後の休憩まで含めた時間とは別です。
ICLは「痛い」というより「最初が怖い」
実際に手術を受けてみて、私が感じたのは、
「痛い」と「怖い」は別物だった
ということです。
私は痛みはほとんど感じませんでした。
一方で、
- 手術器具が近づいてくる
- 目に強い光を当てられる
- 今何をされているのか完全には分からない
という心理的な怖さはありました。
自分の感覚を一言で表すなら、
「痛いというより最初は怖い。でも、始まってしまえば意外と慣れた」
というのが一番近いです。
手術直後は、すぐにくっきり見えたわけではなかった
ICLについて調べていると、
「手術直後から見えた」
という体験談を目にすることがあります。
私の場合は少し違いました。
手術直後は麻酔の影響もあって、
手元の文字もぼやけて見えました。
「ICLを入れた瞬間からすべてがくっきり」
という感じではありませんでした。
手術前は、
「終わったらすぐ世界がクリアに見えるのかな」
と少し期待していたので、ここは実際に受けてみないと分からなかった部分です。
手術後は暗い部屋で休憩してから帰宅
両目の手術が終わったあとは、暗い部屋でゆっくり休憩しました。
手術が終わったからといって、すぐ外に出るという感じではありません。
しばらく休んだあと、その日のうちに帰宅しました。
私は家族に付き添ってもらいました。
これは個人的には、
付き添いがいて本当によかった
と思っています。
私は帰宅時の付き添いをおすすめしたい
時間が経つと麻酔も少しずつ切れてきます。
そのため、状況によっては一人でも帰ろうと思えば帰れる人はいると思います。
ただ、私の場合は付き添ってもらって正解でした。
なぜなら、手術直後は手元の文字がぼやけていました。
たとえば電車が止まったり、運休したり、経路変更が必要になったとき、
スマホで細かい情報を調べるのが難しい
可能性があります。
普段なら簡単なことでも、術後はそうはいきません。
そのため私は、
可能であれば家族などに付き添ってもらった方が安心
だと思います。
実際の帰宅方法については、手術を受ける医療機関の指示に従うのが前提です。
術後は病院からもらった保護メガネを使用
手術後は、病院から保護メガネをもらいました。
術後は目をこすったり、水やほこりが入ったりしないように気をつける必要があったため、しばらくはこの保護メガネを使って生活しました。
自分で準備する必要がなかったのは助かりました。
一方で、普段とは違う生活になるので、
手術当日だけでなく、その後数日間をどう過ごすか
も事前に考えておいた方がいいと感じました。
術後に地味に大変だったのが洗髪
手術そのものよりも、術後の生活で地味に面倒だったことがあります。
それが、
頭を洗うこと
です。
私が手術を受けた際は、術後3日間、目に水が入らないようにする必要がありました。
自分で普通にシャワーを浴びて頭を洗うのは難しいです。
そこで私は美容室に電話して、
「カットなしで、洗髪だけお願いできますか?」
と確認しました。
対応してもらえることが分かったので、予約して頭だけ洗ってもらいました。
美容室のシャンプー台なら、自分でシャワーを浴びるよりは目に水が入りにくいです。
ただ、
手術後にわざわざ美容室へ洗髪だけしに行く
というのは、正直少し面倒でした。
ICLを受ける前は、こうした術後の生活まではあまり考えていませんでした。
手術そのものだけではなく、
数日間の日常生活をどうするか
も事前に考えておいた方がいいと思います。
※洗顔・洗髪などの制限は、医療機関や術後の状態によって異なる可能性があります。必ず受診した医療機関の指示に従ってください。
実際にICL手術を受けて印象に残ったこと
私のICL手術をまとめると、次のような体験でした。
- 病院は価格だけでなく、医師・症例数・口コミ・保証・アフターケアを比較した
- Google口コミでは術後トラブルへの対応を特に見た
- 適応検査では視力や眼圧など複数の検査を受けた
- 手術中の痛みはほとんど感じなかった
- 手術器具の輪郭はぼんやり見えた
- 最初はメスらしきものが近づいてくるのが怖かった
- 強い光がかなりまぶしかった
- 片目が終わったときに「もう片方あるのか」と少し落ち込んだ
- 手術時間は体感で15分程度だった
- 手術直後は手元の文字もぼやけていた
- 帰宅時は家族に付き添ってもらった
- 病院からもらった保護メガネを使った
- 術後数日は洗髪が少し面倒だった
ICLを受ける前は、
「痛いのか」
「怖くないのか」
ばかり気にしていました。
しかし実際に受けてみると、
手術後の帰宅や洗髪など、生活面で事前に考えておいた方がいいことも意外と多かった
と感じます。
ICL手術は終わりではなく、その後が気になる
こうして無事に手術は終わりました。
ただ、ICLを検討している人にとって本当に知りたいのは、
「その後どうなったのか」
ではないでしょうか。
実際に視力はどうなったのか。
裸眼生活は快適なのか。
数年経っても見えているのか。
困ったことはなかったのか。
次の記事では、2023年にICLを受けてから数年経った現在の感想をまとめます。
良かったことだけではなく、
実際に数年使ってみて気になったことも含めて
書いていく予定です。

