【ICL体験談①】強度近視だった私がレーシックではなくICLを選んだ理由

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この記事でわかること

  • 強度近視だった私がICLを選んだ理由
  • レーシックではなくICLにした決め手
  • ICLを決断するまでに不安だったこと
  • 費用やリスクをどう考えたか

私はもともと目が悪く、子どもの頃から眼鏡やコンタクトレンズが欠かせない生活を送ってきました。

近視は徐々に進み、ICL手術を受ける前に使用していたコンタクトレンズの度数は**−8.0D前後**。

裸眼では周囲をはっきり見ることが難しい、いわゆる強度近視の状態でした。

とはいえ、眼鏡やコンタクトレンズを使えば日常生活はできます。

それでも私が視力矯正手術を考えるようになったのは、

「もし災害が起きたとき、裸眼のままでも避難できるのだろうか」

と不安になったことがきっかけでした。

この記事では、そんな私が視力矯正について調べ、最終的にレーシックではなくICLを選んだ理由を書いていきます。

この記事について

この記事は、実際にICL手術を受けた私自身の体験をまとめたものです。

ICLやレーシックを推奨したり、医学的な判断をしたりすることを目的とした記事ではありません。

目の状態によって適応できる治療法は異なり、手術にはリスクもあります。実際に検討する場合は、眼科医の診察・説明を受けたうえで判断してください。

ICLを考えたきっかけは「災害時の不安」

普段の生活だけを考えれば、視力矯正手術を受けなくても特に困ってはいませんでした。

朝起きてコンタクトレンズをつければ外出できますし、自宅では眼鏡を使えば生活できます。

そのため、

「目が悪いから手術を受けたい」

と以前から考えていたわけではありません。

私が視力矯正を意識するようになったきっかけは、災害について考えたことでした。

コンタクトレンズをつけて出かけるとき、私は眼鏡を持っていかないこともありました。

普段なら問題ありません。

しかし、あるとき、

「この状態で大きな地震に遭ったらどうするんだろう?」

と考えました。

コンタクトレンズをつけたまま長時間過ごすことになったら。

替えのコンタクトレンズが手に入らなかったら。

眼鏡を持っていない状態で避難することになったら。

−8.0D前後の近視だった私にとって、裸眼で避難生活を送ることにはかなり不安がありました。

もちろん、「眼鏡を常に持ち歩く」という方法もあります。

防災用品として予備の眼鏡を用意しておくこともできます。

それでもこの出来事をきっかけに、

「眼鏡やコンタクトレンズへの依存を減らす方法はないだろうか」

と考え、視力矯正について調べ始めました。

最初に調べたのはレーシック

視力矯正手術と聞いて、最初に思い浮かんだのはレーシックでした。

当時の私は、

「視力を良くする手術といえばレーシック」

くらいの知識しかありませんでした。

そこで、まずレーシックについて調べました。

レーシックは、角膜にレーザーを照射して角膜の形を変え、近視や乱視などを矯正する方法です。

眼鏡やコンタクトレンズに頼らず生活できる可能性があることは、私にとって非常に魅力的でした。

一方で、調べていて気になったのが、角膜の一部を切除して屈折力を変える手術であることでした。

私は、

「一度手術をしたら元の角膜の状態には戻せないんだな」

という点がどうしても気になりました。

さらに当時はまだ若かったため、

「今のことだけではなく、何十年後にほかの目の治療が必要になったときはどうなるのだろう?」

ということも考えました。

実際、LASIKなど角膜の屈折矯正手術を受けた目では、将来白内障手術などを受ける際、眼内レンズの度数計算に特別な配慮が必要になる場合があります。

ただし、これは「レーシックを受けると将来目の治療ができなくなる」という意味ではありません。

レーシックも、目の状態や考え方によっては有力な選択肢です。

それでも私自身は、

「できるだけ角膜を削らない方法を選びたい」

という気持ちが強くなりました。

そこで、レーシック以外の視力矯正方法を調べることにしました。

そこで知った「ICL」という選択肢

調べていく中で知ったのが、**ICL(Implantable Collamer Lens)**でした。

ICLは「眼内コンタクトレンズ」と呼ばれることもある視力矯正方法です。

一般的なコンタクトレンズは目の表面に装着しますが、ICLでは手術によって目の中に専用のレンズを挿入します。

現在一般的なICLでは、虹彩の後ろ、水晶体の前にレンズを入れます。

レーシックとの大きな違いとして私が注目したのが、

角膜をレーザーで削って近視を矯正する方法ではない

ということでした。

さらに、必要になった場合には、眼内に入れたレンズを摘出することもできると知りました。

これが、私にとって非常に大きなポイントでした。

「レンズを取り出せる」ことに魅力を感じた

私はかなり心配性なところがあります。

視力矯正手術について調べていても、

「何十年後に何かあったらどうするのか」

ということがどうしても気になりました。

そこで、

「もし将来何かあった場合にレンズを取り出せるのであれば、そちらの方が自分には合っているのではないか」

と考えました。

もちろん、ここで注意したいのは、

「レンズを取り出せる=手術前の状態に完全に戻せる」

という意味ではないことです。

ICLも目の中を操作する手術であり、リスクがあります。

白内障、一時的な眼圧上昇、緑内障、ハロー・グレア、角膜内皮細胞への影響、網膜剥離、眼内炎などの合併症が起こる可能性があります。

そのため、

「ICLなら安全だから選んだ」

というわけではありません。

私の場合は、レーシックとICL、それぞれについて調べたうえで、

角膜を削らないこと

そして、

必要になった場合にはレンズを摘出できること

を重視してICLを選びました。

私がICLを選んだ3つの理由

改めて振り返ると、私がICLを選んだ理由は大きく3つありました。

1.強度近視による災害時の不安を減らしたかった

私が使っていたコンタクトレンズは−8.0D前後。

普段は問題なく生活できても、眼鏡やコンタクトレンズが使えない状況になることには不安がありました。

視力矯正を考える一番最初のきっかけになった理由です。

2.角膜を削らない方法を選びたかった

レーシックについて調べた結果、レーシックそのものが悪いと思ったわけではありません。

ただ、私自身は角膜を削ることへの抵抗感がありました。

そのため、角膜を削って矯正する方法ではないICLに魅力を感じました。

3.将来の選択肢をできるだけ残したかった

ICLでは、必要になった場合に眼内のレンズを摘出できます。

「将来、目に何かあったらどうしよう」

という不安が強かった私にとって、この特徴はICLを選ぶ大きな理由になりました。

この3つを総合して、

「自分にはレーシックよりICLの方が合っていそうだ」

と考えるようになりました。

ICLを受けられるか、まずは検査へ

ICLにしようと決めても、希望すれば誰でも手術を受けられるわけではありません。

近視の程度だけでなく、目の状態などを検査したうえで、手術が可能か判断されます。

私もまず適応検査を受けました。

結果は、

ICL手術が可能。

無事に適応していることが分かり、本格的に手術を受けることを考え始めました。

最大のハードルは「費用」

ICLを受けると決めるうえで、私にとって最大のハードルになったのが費用でした。

決して気軽に支払える金額ではありません。

当時の私にとってICLは、

それまでの人生で一番高い買い物

になりました。

眼鏡やコンタクトレンズを使えば普通に生活できます。

その状態で、

「本当にここまでのお金を払って手術する必要があるのか?」

という迷いは当然ありました。

何度も考えました。

それでも、

  • 強度近視による災害時の不安
  • これからも長く続く眼鏡・コンタクトレンズ生活
  • 角膜を削らないこと
  • 必要になればレンズを摘出できること

などを総合して、最終的にはICL手術を受けることにしました。

今振り返ると、単純に、

「裸眼で見えるようになりたい」

だけで決めたわけではありません。

将来まで含めて考えた結果、

「自分にとって納得できる視力矯正方法がICLだった」

というのが一番近いと思います。

ICL・レーシック・眼鏡、それぞれに選択肢がある

この記事では私がICLを選んだ理由を書きましたが、ICLがすべての人にとって最適というわけではありません。

レーシックが適している人もいれば、視力矯正手術そのものを受けず、眼鏡やコンタクトレンズを使い続けるという選択もあります。

ICLにも手術特有のリスクや費用面の負担があります。

大切なのは、

自分の目の状態を検査してもらい、それぞれのメリットとリスクについて説明を受けたうえで、自分が納得できる方法を選ぶこと

だと思います。

私の場合、その答えがICLでした。

次回|実際にICL手術を受けた感想

こうして適応検査を受け、最終的にICL手術を受けることになりました。

しかし、いざ手術を受けるとなると、やはり怖さはありました。

特に気になったのが、

「目の手術中って何が見えるんだろう?」

ということ。

痛みはあるのか。

手術中は何が見えるのか。

目を動かしてしまったらどうなるのか。

手術が終わった直後から本当に見えるのか。

次の記事では、実際にICL手術を受けた日の流れと、手術中・手術直後に私が感じたことを、体験談として詳しく紹介します。

参考にした公的・専門情報

ICLやレーシックに関する医学的な説明については、日本眼科学会の情報を参考にしています。

・日本眼科学会「有水晶体眼内レンズ」
・日本眼科学会「LASIK」
・日本眼科学会「屈折矯正手術のガイドライン」

※治療内容や適応条件などは変更される可能性があります。実際に手術を検討する場合は、受診する医療機関で最新の説明を確認してください。

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