2026年3月に簿記2級に合格しました。
実は、私が簿記2級に挑戦するのは今回が初めてではありません。
大学生の頃に簿記3級を取得し、その後、社会人3年目くらいのときに一度簿記2級へ挑戦しています。
しかし、そのときは連結会計がどうしても理解できず、途中で挫折。
それからしばらく簿記の勉強から離れていました。
そんな私が再び簿記2級に挑戦し、1回目の試験では合格まで「あと2点」というところで不合格。
悔しさもありましたが、
「あと少し勉強すれば合格できるかもしれない」
と思い、そこから約1か月勉強を続け、無事に合格することができました。
この記事では、簿記2級の具体的な勉強方法というより、
- なぜ一度挫折した簿記2級に再挑戦したのか
- 社会人になってから勉強して感じたこと
- あと2点で不合格だったときの気持ち
- そこから再挑戦して合格するまで
といった私自身の体験を中心に紹介します。
具体的な教材や勉強時間、YouTubeの活用方法などについては、別の記事で詳しくまとめる予定です。
私が簿記2級を取得するまで
私の簿記歴を簡単にまとめると、次のようになります。
大学生の頃に簿記3級を取得。
その後、社会人3年目くらいのときに簿記2級へ挑戦しましたが、連結会計につまずき挫折しました。
そして数年後、再び簿記2級に挑戦。
1回目の試験では合格点に2点届かず不合格となりましたが、そこから約1か月勉強を続け、次の試験で合格しました。
今振り返ると、かなり遠回りをした資格だと思います。
ただ、一度挫折しているからこそ、合格したときの達成感はかなり大きなものでした。
大学生の頃に簿記3級を取得
最初に簿記を勉強したのは大学生の頃です。
商学部だったこともあり、簿記とは比較的関わりのある環境でした。
そこで簿記3級を取得しました。
簿記3級については、基本的な仕訳や決算など、簿記の仕組みを理解するための入門資格という印象でした。
大学生だったこともあり、勉強する時間も比較的確保しやすかったと思います。
そのため、
「このまま2級も取れるのではないか」
という気持ちもありました。
しかし、実際に2級を勉強してみると、3級との難易度の差をかなり感じることになります。
社会人3年目くらいで簿記2級に挑戦するも挫折
社会人になって3年目くらいの頃、一度簿記2級に挑戦しました。
簿記3級を持っていたため、最初は
「3級の延長線上で勉強すれば何とかなるだろう」
くらいに考えていたと思います。
しかし、実際に勉強を始めると想像以上に難しく感じました。
特に苦戦したのが、連結会計です。
親会社や子会社、資本連結、内部取引など、これまで勉強してきた簿記とは違った考え方が多く、
「何をやっているのか分からない」
という状態になりました。
テキストを読んでも理解できず、問題を解いてもなぜその仕訳になるのか分からない。
だんだん勉強するのが嫌になってしまい、最終的には簿記2級の取得を諦めました。
今考えると、分からないところをテキストだけで何とか理解しようとしていたのが良くなかったのだと思います。
当時はYouTubeなどの解説動画を積極的に使っていませんでした。
分からないものを同じ教材で何度読んでも、分からないままということもあります。
後の再挑戦では、この経験がかなり役立ちました。
数年後、もう一度資格を取ろうと思った
一度挫折してから、しばらく簿記2級のことはほとんど考えていませんでした。
再び挑戦しようと思った理由の一つが、
「会社に対して何か分かりやすくアピールできる資格が欲しい」
と思ったことです。
社会人として仕事をしていると、日々の業務を頑張っていても、自分の知識や努力を分かりやすく示すのは意外と難しいと感じます。
もちろん、資格を取ったからといってすぐに仕事ができるようになるわけではありません。
それでも、
「仕事以外でも勉強している」
「一定の知識を身につけた」
ということを形として残せるのは、資格の良いところだと思います。
何か新しい資格に挑戦しようと考えたとき、以前挫折した簿記2級を思い出しました。
妻が持っていたテキストが再挑戦のきっかけに
もう一つ大きなきっかけになったのが、妻との会話でした。
結婚後、資格の話をしていたところ、妻も1年ほど前に簿記2級へ挑戦していたことを知りました。
ただ、妻も途中で挫折しており、
「家にテキストがあるよ」
とのこと。
そこで、
「せっかく教材もあるなら、もう一度やってみようかな」
と思いました。
今振り返ると、簿記2級に再挑戦するきっかけとしてはかなり軽いものだったと思います。
それでも、一度挫折した資格の場合、このくらいのきっかけの方が始めやすいのかもしれません。
「絶対に合格するぞ」
と最初から意気込むというより、
「とりあえず、もう一度やってみよう」
という感じで勉強を再開しました。
再挑戦しても、やはり連結会計が難しかった
数年ぶりに簿記2級の勉強を再開しました。
そして早速、
「やっぱり連結会計は難しいな」
と思いました。
一度挫折した原因でもあるため、当然といえば当然です。
ただ、以前の挑戦と大きく違ったのが、分からないところをテキストだけで理解しようとしなかったことです。
テキストを読んでも分からない内容については、YouTubeなどで別の人の解説を見るようにしました。
すると、同じ内容でも説明する人が変わるだけで、
「ああ、そういうことだったのか」
と理解できる場面がありました。
特に簿記は、文章だけで理解するよりも、図や仕訳を書きながら説明してもらった方が分かりやすい内容があります。
以前の私は、
「テキストを読んでも分からない=自分には簿記2級は無理」
と思ってしまっていました。
しかし、実際には単純に説明の方法が自分に合っていなかっただけなのかもしれません。
この経験から、
「一つの教材で分からなければ、別の説明を探してみる」
というのは資格勉強ではかなり大切だと感じました。
仕事しながらの勉強だったことで、普段の勉強も大変でしたが、仕事も炎上しているときは疲れ切っていました。そういったときは無理せず休むことを優先しました。結果的に、それが勉強へのストレスをためすぎず、継続することにつながったと思います
疲れがたまったときは、たまにシャッポ人形に勉強させていました(笑)。

人形はこちらのものと同じです。

一度目の受験は「あと2点」で不合格
勉強を続け、いよいよ簿記2級の試験を受けました。
結果は不合格。
しかも、合格まであと2点でした。
これはかなり悔しかったです。
大きく点数が足りないのであれば、
「まだ勉強不足だったな」
と諦めもつきます。
しかし、あと2点。
問題一つ、仕訳一つ、あるいはちょっとした計算ミスが違っていれば合格していたかもしれません。
結果を見た直後は当然ショックでした。
ただ、それと同時に、
「ここまで来ているなら、あと少し勉強すれば合格できるのでは?」
とも思いました。
以前の私だったら、ここで再び挫折していたかもしれません。
しかし今回は、点数として合格がかなり近いところまで来ていることとその前にCISSPを受験した時も1度目は落ちており、2回目ならいけるはずという自信がありました。
それで、もう一度挑戦するモチベーションがわきました。
CISSPの体験談はこちらです。

不合格から約1か月、勉強を続けた
一度目の試験に落ちたあと、そこから約1か月勉強を続けました。
正直なところ、一から勉強をやり直したわけではありません。
すでにある程度理解できていたため、
「苦手なところを減らす」
「問題を解いて間違えたところを確認する」
という意識で勉強しました。
あと2点だったからこそ、
「自分は全然できていない」
と考えるのではなく、
「合格まであと少し足りない部分はどこなのか」
と考えられたのは良かったと思います。
資格試験は、不合格になると自信をなくしやすいです。
ただ、点数を見ることで、自分がどの位置にいるのかを客観的に判断できます。
私の場合は、あと2点だったことが逆にモチベーションになりました。
そして簿記2級に合格
再び試験を受け、無事に簿記2級に合格することができました。
大学生の頃に簿記3級を取得してから考えると、かなり長い時間がかかりました。
一度目の簿記2級挑戦では挫折。
数年後に再挑戦し、最初の試験ではあと2点で不合格。
そして、さらに約1か月勉強してようやく合格です。
そのため、合格したときは、
「やっと終わった」
という安心感と、
「一度諦めた資格を取れた」
という達成感の両方がありました。
ストレートに合格するのももちろん素晴らしいと思います。
ただ、個人的には一度挫折している資格だったからこそ、今回取得できた意味は大きかったです。

※プライバシー保護のため、掲載写真の一部をAIで加工しています。
社会人の資格勉強は、学生時代とは少し違った
大学生の頃に簿記3級を取ったときと、社会人になって簿記2級を勉強したときでは、資格勉強に対する感覚がかなり違いました。
学生時代は、比較的まとまった勉強時間を作ることができます。
一方、社会人になると仕事があります。
平日に疲れて帰ってきてから勉強するのは、想像以上に大変です。
休日も必ず勉強できるとは限りません。
そのため、
「今日は2時間勉強しよう」
と考えるよりも、
「少しでもいいから勉強を進める」
くらいの方が続けやすいと感じました。
社会人の資格勉強では、短期間だけ頑張るというより、生活の中に勉強を組み込めるかどうかが重要なのかもしれません。
簿記2級に挑戦して良かったと思うこと
簿記2級を取得したからといって、すぐに仕事や生活が大きく変わったわけではありません。
ただ、挑戦して良かったと思うことはいくつかあります。
一つは、以前挫折したものに再挑戦して合格できたことです。
これは単純に自信になりました。
一度理解できなかった内容でも、時間を置いたり、別の方法で勉強したりすれば理解できることがあります。
もう一つは、会社の決算やニュースを見るときに、以前より会計に関する言葉が理解しやすくなったことです。
貸借対照表や損益計算書など、言葉として知っているだけだったものが、以前より身近に感じられるようになりました。
私は株式投資もしているため、企業の数字を見るうえでも、簿記を勉強した経験は無駄にはならないと感じています。
もちろん、簿記2級を取得しただけで企業分析ができるようになるわけではありません。
それでも、数字を見るための基礎知識として役立つ部分はあると思います。
一度簿記2級を挫折した人に伝えたいこと
もし、以前の私と同じように、
「簿記2級が難しくて挫折した」
という人がいたとしても、一度諦めたからといって、もう合格できないわけではありません。
私自身、最初の挑戦では連結会計が理解できず、完全に諦めました。
それでも数年後に勉強し直したところ、以前より理解できるようになりました。
自分自身が変わった部分もあると思いますし、YouTubeなど利用できる教材が増えたことも大きかったと思います。
資格試験は、一度で合格しなければいけないものではありません。
一度諦めても、数年後に再挑戦してもいい。
試験に落ちても、また受けてもいい。
私自身、あと2点で落ちたときはかなり悔しかったですが、結果的にはその不合格が、
「もう少し頑張れば届く」
という自信にもなりました。
まとめ|一度挫折した簿記2級に合格できた
私は大学生の頃に簿記3級を取得し、社会人になってから簿記2級へ挑戦しました。
一度目の挑戦では連結会計を理解できず挫折。
その後、妻が以前使っていたテキストをきっかけに再び勉強を始めました。
再挑戦しても連結会計には苦戦しましたが、YouTubeなども利用することで少しずつ理解できるようになりました。
そして最初の試験では、あと2点で不合格。
そこから約1か月勉強を続け、最終的に簿記2級に合格することができました。
振り返ってみると、私の簿記2級合格までの道のりは決して順調ではありませんでした。
ただ、一度挫折したものでも、勉強方法や環境が変われば、もう一度挑戦することはできます。
資格取得に限らず、
「以前できなかったから、今回もできない」
とは限らないのだと実感できたことが、簿記2級に合格して一番良かったことかもしれません。
今後は、私が実際にどのように簿記2級を勉強したのか、使った教材やYouTube、勉強時間、不合格後に見直したことなどについても、別の記事でまとめたいと思います。

