ブログ管理人のシンです。
30代で貯蓄が1,000万円を超え、結婚したサラーリマンの日々の雑多なブログです。
仕事だけでなく、副業としてブログをはじめますが、収益化メインというよりは自分の書きたいことを書いていく方針となります。
こちらのブログでFIREなどは目指さず、まずは自分の力で稼ぐ大変さと喜びを感じていこうと思います♪
はじめに
前回はドンキーコングエリアについて紹介しました。今回はその続編です!
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は、家族連れにも大人気のテーマパークです。その中でも「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」(通称ハリーポッターエリア)と、「スーパー・ニンテンドー・ワールド」(マリオエリア)は、子どもから大人までワクワクできる二大エリアです。本記事では、このハリーポッターエリアとニンテンドーワールドの雰囲気やアトラクションの魅力を、特に小学生以上のお子様をお連れのご家族向けに詳しく紹介します。また、混雑対策やチケット取得法、疲れにくい回り方のコツ、家族にやさしい施設情報など、実用的な攻略ポイントも盛り込みました。読み終える頃には、家族みんなでUSJを最大限に楽しむためのイメージがきっと膨らんでいるはずです。それでは魔法と冒険の世界へ出発しましょう!
ハリーポッターエリアの魅力と家族での楽しみ方
映画そのままの雰囲気に浸ろう!ホグズミード村とホグワーツ城
ハリーポッターエリアに一歩足を踏み入れると、そこはもう映画『ハリー・ポッター』の世界そのもの。【ホグズミード村】の石畳の街並みには雪が積もった屋根が並び、ホグワーツ特急が汽笛を鳴らして出迎えてくれます。道沿いには「ゾンコのいたずら専門店」や「ハニーデュークス」といった魔法界のショップが立ち並び、バタービールの売り子からは甘い香りが漂ってきます。家族で「すごい!本当に映画の世界だね」と感動しながら歩けば、大人も子どもも一緒に物語の登場人物になった気分を味わえるでしょう。
道の突き当たりにそびえるホグワーツ城も大迫力です。お城の前では写真撮影を忘れずに!夕方以降にはライトアップされ、季節によっては夜間ショーが開催されることもあります。ホグワーツ城は外観を見るだけでも十分ですが、中に入ればさらにドキドキの冒険が待っています。
中に入ると早速ウィズリー家の車が出迎えてくれます。

大人気ライド「フォービドゥン・ジャーニー」で魔法体験
ホグワーツ城内にある「ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー」は、ハリーポッターエリア一番人気のライド・アトラクションです。4人乗りのライドに乗り込み、ホグワーツ城の中を飛び回るようなスリル満点の旅に出発します。映像とライドの動きが連動し、まるでクィディッチの選手になったようにホウキで空を飛ぶ感覚を味わえます。途中ではハリーや仲間たちと共にディメンター(吸魂鬼)に遭遇したりドラゴンの炎を避けたりと、息つく暇もありません。高解像度の映像と特殊効果で再現された魔法ワールドに、子ども達も目を輝かせること間違いなしです。
座席が割と揺れるので、30代の私は少し酔いました。二連続乗った場合、やばかったですね(笑)
注意点: フォービドゥン・ジャーニーは人気ゆえ待ち時間も長くなりがちなうえ、座席が激しく動くスリリングなライドです。身長制限は122cm以上となっており、小柄な小学生や幼児は利用できません。乗り物酔いしやすい方も注意が必要で、酔いやすい人は事前に酔い止めを飲むことがおすすめと案内されています。小さなお子様がいる場合は「チャイルドスイッチ(※子どもの付き添いで待つ大人と交代乗車できるサービス)」を利用しましょう。例えば7歳のお子さんが身長不足で乗れなかった際、他の家族が交代で乗車できたケースもあります。
家族で楽しめるもう一つのライド「フライト・オブ・ザ・ヒッポグリフ」
小さいお子さんや絶叫系が苦手な方には、屋外ジェットコースターの「フライト・オブ・ザ・ヒッポグリフ」もおすすめです。ヒッポグリフ(上半身が鷲、後半身が馬の伝説の生物)の背中に乗って空を飛ぶような体験ができるファミリー向けコースターで、身長制限は92cm以上とフォービドゥン・ジャーニーより低めです。スピードも控えめでコースも緩やかなため、小学校低学年のお子さんでも比較的安心して乗れるでしょう。ライド中はハグリッドの小屋やお城を間近に見られるので、景色を楽しむ余裕もあります。待ち列にはかぼちゃ畑やハグリッドのバイクが置かれており、並んでいる間も魔法界の雰囲気を味わえます。ご家族で乗れば、「ちょっとドキドキしたけど楽しかったね!」という声が聞こえてきそうです。
魔法の杖体験&ショーで子どもも大興奮
ハリーポッターエリアではライド以外にも、家族で楽しめる体験が盛りだくさんです。まずぜひ立ち寄りたいのがオリバンダーの杖店(Ollivander’s)。ここでは「杖が魔法使いを選ぶ」というショップ内ショーが行われており、運が良ければお子さんが主役に選ばれて杖に認められる体験ができるかもしれません。店内は狭いので待つこともありますが、一生の思い出になる瞬間に子どもは大喜びするでしょう。私は映画の中で賢く、勇敢だったハーマイオニーの杖を買いました。
また、ホグズミード村の野外ステージではトライウィザード・スピリットラリー(別魔法学校の生徒によるパフォーマンス)やフロッグ・クワイア(カエルと生徒たちの合唱ショー)などが日中定期的に開催されています。どれも約10分程度のショーなので小休止がてら観賞しやすく、前の方で見れば迫力満点です。魔法生物が登場するショーでは、ヒッポグリフが羽ばたくシーンで小さなお子さんから歓声が上がることも。スケジュールは当日のガイドや公式アプリで確認できますので、待ち時間に合わせてショー観賞を織り交ぜると、子どもも退屈せずに過ごせます。
ホグズミード村で味わうフード&休憩スポット
遊び回ってお腹が空いたら、ハリーポッターエリアの名物レストラン「三本の箒(さんぼんのほうき)」へ向かいましょう。中世のホールのような店内で、ローストチキンやシチューなどボリューム満点の料理を家族で楽しめます。店内には大きな暖炉や長テーブルがあり、「まるでホグワーツの食堂みたい!」と子どもも興味津々。特にバタービール(ノンアルコールです)は外せない名物飲料で、クリーミーな泡に子どもたちも笑顔になるはずです。夏季には冷たいフローズンタイプ、冬季にはホットタイプも登場しますので季節に合わせてどうぞ。
屋外のバタービールワゴンでドリンクだけ購入し、村のベンチでひと休みするのも良いでしょう。ホグズヘッド・パブではバタービール以外のソフトドリンクも販売しています。ハニーデュークスで買ったカエルチョコや百味ビーンズをベンチでつまみながら休憩すれば、子ども同士で盛り上がって親も一息つけます。
なお、ハリーポッターエリア内にはトイレが2か所あります。1つ目はエリア入ってすぐ左手、「三本の箒」近くの多目的トイレ併設のお手洗い。2つ目はホグワーツ城の近くにあり、こちらでは嘆きのマートル(Moaning Myrtle)の声が聞こえる仕掛けも!ホグワーツの雰囲気そのままに再現されたトイレは、子ども達も「お化けの声がした!」と驚きつつ喜んでくれるかもしれません。休憩ついでにぜひトイレにも寄って、映画のワンシーンを思い出してみてくださいね。
ニンテンドーワールドの魅力と家族での楽しみ方
マリオのゲームの世界に飛び込もう!迫力のエリア演出
「スーパー・ニンテンドー・ワールド」(マリオエリア)は、任天堂の名作ゲームマリオシリーズの世界をリアルに体験できる新エリアです。エントランスの土管を抜けると目の前に広がるカラフルな景色に、子ども達は思わず「わぁ!」と歓声を上げるでしょう。ピーチ城のテーマファンファーレが流れる中、あちこちで?ブロックがピコピコと音を立て、ノコノコやパックンフラワーのオブジェが動いています。まさにゲームの中に入り込んだような感覚で、大人も童心に返ってしまうはずです。
エリア内にはマリオの世界を再現した「スーパーマリオ・ランド」と、2024年末にオープンした「ドンキーコング・カントリー」の2つのゾーンがあります(※ドンキーコングエリアは現在マリオエリア奥に拡張オープン)。ただし、ハリーポッターエリアとは隣接していても直接行き来はできません。一度パーク内の他エリアを経由する必要がある点に注意してください。マリオエリアの入口はウォーターワールド横に1ヶ所のみで、ゲートから徒歩10分ほどの距離にあります。土管をくぐった先は上下に立体的に広がるマップ構造で、USJでも珍しい3階建て構造になっています。最初は迷うかもしれませんが、マリオになった気分で冒険しながら周遊してみましょう。

「マリオカート~クッパの挑戦状~」家族で白熱のレース!
マリオエリアの目玉アトラクションは何と言っても「マリオカート~クッパの挑戦状~」です。クッパ城を舞台に、マリオやルイージ、ピーチ姫たちと一緒にレースに挑むライド型アトラクションで、家族みんなで盛り上がること間違いなし!各ライドにはハンドルとアイテムボタンがついており、途中で現れる的(敵キャラ)にシェルを投げ当てることで得点を競います。AR(拡張現実)ゴーグルを装着して走るので、目前にレインボーロードやクッパの火の海が次々と展開し、大人も思わず「おおっ!」と声を上げる迫力ですよ。
身長制限: マリオカートは身長107cm以上で利用可能です。比較的ゆったりしたライドですが、シートベルト着用が必要なため小柄なお子さんは利用不可となります。ただし他の絶叫系に比べればスピードや動きはマイルドで、ゲーム感覚の体験がメインです。小学生位なら怖がるより「もう一回やりたい!」となる子が多いでしょう。実際にルールを把握すると繰り返し挑戦したくなる中毒性があり、高得点を狙って何度もリピートするゲストも続出する人気ぶりです。「初回は景色に見とれていたら終わっちゃった…」という声もあり、ぜひ親子で2回以上体験してみてください。待ち列はクッパ城内部を進むため、クッパの書斎や歴代レースのトロフィーなど細部まで凝った装飾を見るのも楽しいですよ。クッパの蔵書にはユーモアたっぷりのタイトルが並んでいるので、ぜひ探してみましょう。
パワーアップバンドでエリア全体がアトラクションに!
マリオエリアを120%楽しむなら、是非家族全員で「パワーアップバンド」を購入しましょう。【*パワーアップバンドとは: マリオキャラを模した腕時計型のICバンドで、これを腕に付けてエリア内の?ブロックなどを叩くとゲームのようにコインが貯まり、連動スマホアプリでスコアやスタンプが記録されるアイテムです】。身に着けていないとブロックを叩いてもコイン取得音すら鳴らないので、本物のゲームのような体験をするには必須ともいえます。価格は1個税込み3,800円前後(種類によって異なる)ですが、大人も子どもも 「マリオになりきってジャンプ!」という楽しさは格別です。
バンドを使った「キーチャレンジ」というミニゲームもエリア各所に設置されています。全部で5種類(ノコノコのPOWブロックパンチ、クリボークランク、パックンフラワー・アラームなど)あり、それぞれ体を使って仕掛けを解くプチアトラクションです。例えばクリボーのクランクゲームでは、ハンドルを回してクリボーを倒すとクリアという具合で、小学生くらいのお子さんでもルールは簡単。5つのゲーム中3つ成功すると、クッパJr.とのボスバトルに挑戦可能になりますボス戦会場では家族みんなで協力して爆弾を投げたりジャンプして踏みつけたり…まさにゲームの主人公になったような体験に子ども達は大興奮でしょう。
パワーアップバンドの良いところは大人も一緒に参加できることです。「子どもに持たせれば十分かな?」と思いがちですが、実は複数人で同時プレイできるゲームもあり、親も持っていれば隣で一緒にブロックを叩いて協力・対戦できます。家族それぞれが集めたコイン枚数やスタンプ数はアプリで確認でき、スコアランキングも表示されるので盛り上がります。ぜひ家族全員で腕につけて、「誰が一番コイン取れるかな?」なんて競争しながら回ってみてください。エリア全体が巨大な遊び場となり、子どもたちは時間を忘れて走り回るほど夢中になるはずです。
キノピオカフェ&リフレッシュ情報
たっぷり遊んだら、マリオエリアでのランチ休憩は「キノピオカフェ」へ!キノピオ(キノコ王国の住人)がシェフを務めるこのレストランでは、マリオハンバーガーやスーパーキノコピザボウルなど見た目も楽しいメニューが揃っています。内装もブロックやキャラクターで彩られ、席に着くとスクリーン越しにキノピオたちが忙しそうに料理する様子が見られる仕掛けも。「かわいい!」「食べるのがもったいない!」と写真を撮りたくなる料理に子どもも大喜びでしょう。
混雑対策: キノピオカフェは大人気のため、お昼時は長蛇の列ができます。スマホでの事前予約システムを活用しましょう。マリオエリア入場後、店頭のQRコードを読み込むことで順番予約が可能です(※エリア入場券とは別に、代表者が現地で予約手続きを行います)。予約しておけば順番が来るまで他のエリアで遊べるので、時間を有効活用できます。もし予約が取れなくても、14時以降の遅めランチにずらすと比較的空いてくる傾向です。またはマリオエリア外のレストランで食事を済ませ、休憩後に再入場してエリアを続き探索するのも手でしょう(※再入場にはエリア入場券またはエクスプレスパスが必要です)。
マリオエリア内のトイレは2か所あります。1つ目はキノピオカフェの左横、入口近くの大きめのトイレ。2つ目はエリア奥、ヨッシー・アドベンチャー出口付近のショップ「ワンナップ・ファクトリー」横にあります。どちらも1階フロアに位置し、多目的トイレやおむつ替え台も備わっています。特にキノピオカフェ横のトイレは広めで安心です。混雑で並んでいる時に「トイレ行きたい!」となったら、迷わず近い方を案内してあげてくださいね。
ベビーカー置き場: マリオエリアは階段移動が多い構造ですが、ベビーカー置き場が各所に整備されています。土管入口の手前右側、キノピオカフェ奥、マリオカート入口右側など計3ヶ所に専用スペースがあり、必要に応じてベビーカーを預けて身軽に動けます。エレベーターも2基あるので、小さなお子様連れでも安心です。
暑さ・日差し対策: マリオエリアは屋外エリアが中心で、夏場は直射日光が強烈です。帽子や日焼け止めは必須アイテム。さらに、マリオカートの待機列は基本屋内(クーラーあり)なので、炎天下ではマリオカートに並んで涼むのも得策です。ヨッシー・アドベンチャーの列は屋外部分も多いため、朝や夕方など比較的涼しい時間帯に利用すると子どもの体力的にも楽でしょう。随所にあるブロック型の日陰スポットや、ショップでの立ち寄り休憩もこまめに取り入れてください。
家族連れのための上手な回り方ガイド ~疲れにくく楽しむコツ~
USJはとても広いため、子ども連れで一日歩き回ると大人も含めヘトヘト…なんてことも。ここでは「疲れにくい回り方」のヒントを紹介します。ハリーポッターエリアとニンテンドーワールド、両方を満喫するために無理のないプランを立てましょう。
回り方のポイント
- 朝一番にエントリー: 開園時間よりも早くゲートが開くことがあるので(最大1時間前から)、余裕を持って到着しましょう。特にマリオエリアの入場整理券を確実に取るには、開園直後の入場が鍵です。家族全員のチケットを事前にアプリ登録しておき、入場後すぐにエリア入場券を取得できるよう準備しておきましょう。
- 午前中にマリオ、午後にハリポタ: どちらも楽しみたい場合、午前中の早い時間帯に混雑必至のマリオエリアを攻略し、午後は比較的落ち着くハリーポッターエリアに移動するのが効率的です。朝一でマリオエリアに入り、人気のマリオカートやヨッシーに乗ったら、ランチ前後に一旦外へ出るのもアリです(再入場には整理券またはパス必要)。午後はエリア入場制限のないハリポタエリアでゆったり過ごしましょう。現在ハリポタエリアは通常、整理券なしで自由に出入りできます。(※ただし特別イベント時は例外あり。後述)。
- エリア間の移動順路: マリオエリアとハリポタエリアは園内では離れた位置にあります。直接行き来はできないため、一度中央エリアに戻ってから向かいます.。歩き疲れを防ぐためにも、一方のエリアを一度にまとめて楽しんでからもう片方へ移動するのがおすすめです。行ったり来たりを繰り返すとロスタイムにもなりますので、計画的に動きましょう。
- 適度な休憩とショー活用: 子どもは楽しいとつい無理をしがちですが、適度な休憩が長く遊ぶコツです。午前中に一度おやつタイムを挟んだり、14~15時頃にパレード鑑賞をするのも良いリフレッシュになります。USJの「NO LIMIT! パレード」はキャラクターたちが音楽に合わせて踊る参加型パレードで、子どもも一緒に身体を動かせてリフレッシュになります。じっと待つタイプではないので、むしろ休憩と運動を兼ねたイベントとしておすすめです。
- 夕方以降の楽しみ方: 夕方になると日差しも和らぎ、人も日中より減ってきます。もし体力が持てば、夜のハリーポッターエリアは昼間と違う幻想的な雰囲気を楽しめます。ホグワーツ城のライティングや夜限定の魔法のデモンストレーションを見るチャンスも。子ども達に「最後にもう一度バタービール飲もうか?」と提案してみんなで乾杯すれば、一日の締めくくりに素敵な思い出ができるでしょう。
子どもの反応に合わせて柔軟に
「全部のアトラクションを制覇したい!」と意気込まず、お子さんの様子に合わせてスケジュールを柔軟に調整することも大切です。例えば、フォービドゥン・ジャーニーに乗ったら怖がってしまった場合、無理に他のスリルライドに連れ回さず、しばらく穏やかなアトラクションに切り替えるなど配慮しましょう。USJにはマリオ・ハリポタ以外にもミニオンパークやジョーズ、ジョラシックパークなど魅力的なエリアがたくさんあります。兄弟姉妹で好みが分かれる場合は、片方のエリアにいる間もう片方のお子さんが退屈しないよう、その子の好きなもの(ポップコーンやグッズショップ、他エリアのライドなど)も適宜織り交ぜると良いですね。
また、万一お子さんが途中で疲れてしまったら、思い切ってユニバーサル・ワンダーランド(セサミストリートやスヌーピーのエリア)内の屋内プレイグラウンドで自由に遊ばせてあげるのも◎です。30分でも身体を動かしてリフレッシュすれば、その後また元気を取り戻すことも多いもの。家族みんなが笑顔で楽しめる範囲で計画することが、結局は一番の攻略法かもしれません。
混雑傾向とチケット・整理券取得のポイント
人気エリアであるハリーポッターとニンテンドーワールドは、特に週末や長期休暇シーズンには大混雑します。ここでは混雑時の入場方法や整理券、事前予約のコツを整理します。しっかり押さえてスムーズなパーク体験を目指しましょう。
ハリーポッターエリアの入場制限と整理券
現在の状況: ハリーポッターエリアは、2019年以降基本的に入場整理券なしで常時出入り自由となっています。オープン当初は整理券が必須で入手困難なほどの人気でしたが、スーパー・ニンテンドー・ワールド開業以降は混雑が分散したためです。2020年以降の入場者数制限の影響もあり、2024年現在も通常日は整理券なしで気軽に入場できます。そのため、「いつ整理券が無くなるか」など心配する必要はほとんどありません。
例外: ただし、特別イベント開催時や特定の繁忙期には整理券制が復活する可能性があります。例えばハリーポッターエリア開業10周年イベント(2024年)やハロウィン期間に特別ショー「デス・イーター出現イベント」などが行われる際は、ファンが殺到して入場規制がかかる可能性が指摘されています。こうした場合、当日の状況によって急遽整理券配布が行われることもあり得ます。公式サイトやパークのアナウンスを事前にチェックし、必要とあればパーク入場後すぐに整理券を確保しましょう。
取得方法: ハリーポッターエリアの整理券は、USJ公式スマホアプリから無料で取得できます。入場当日にアプリでスタジオパス(入場券)を登録し、ハリーポッターエリアの整理券取得画面から希望時間帯を選択する流れです。スマホをお持ちでない場合は、園内セントラルパーク付近に設置された発券機でも配布があります。いずれもパーク入場後でないと発券できないため、家族のうち代表者だけ先に入場して他の分を取ることはできません。全員分しっかり確保してから次の行動に移りましょう。
ニンテンドーワールドのエリア入場券(整理券)攻略
必要性: マリオエリアはとても狭く人気も高いため、基本的に整理券かエリア入場確約券を持っていないと入場できません。開園直後のごく短時間や、閑散日の夜に限り整理券なしでフリー入場できる場合もありますが、これは上級者向けの裏技です。一般的には必ず事前に入場時間帯の予約を取るものと考えてください。【※エリア入場整理券=指定時間にエリア入口を通過するための無料整理券】【※エリア入場確約券=有料(旅行商品やエクスプレスパス特典)で予め入場枠を確保する券】という違いがあります。
取得方法: 混雑日の朝は整理券が早々になくなることもあるため、入場したら真っ先に公式アプリで取得しましょう。取得手順はハリポタと同様で、アプリの「エリア入場整理券」メニューから「スーパー・ニンテンドー・ワールド」を選択し、表示された時間枠を選びます。家族全員分のパスを連携しておけば、一度の操作でまとめて取得できます。注意: 家族のうち誰かがまだ入園ゲートを通過していないと、その人の分は取れません。全員揃ってから手続きを行いましょう。
いつまでに取る?: 混雑日は、朝遅くに入場すると整理券が終了していたり夕方以降の枠しか残っていない場合があります。確実に取りたいなら開園1時間前にはゲートに並ぶくらいの意気込みがおすすめです。逆に「朝イチ入場→即取得」であれば、午前中早めの時間枠が取れる可能性が高いです。運良く開園直後の一時フリー入場時間に当たった場合は、整理券不要でそのまま入れますが、それでも後で別の時間にもう一度遊ぶため整理券を取っておく手もあります(例:朝一で入場し一通り遊んだ後、一度エリアを出て、夕方の整理券でもう一度入場するなど。
エクスプレスパス利用: 時間や労力を節約したい場合、エクスプレスパスの活用も検討しましょう。任意のエクスプレスパス(例えば「マリオカート&ヨッシー・アドベンチャー付き」のもの)を購入すれば、そのパス自体がエリア入場確約券の役割を果たし、整理券なしでマリオエリアに入場可能です。さらに指定アトラクションを待ち時間短縮で利用できるので一石二鳥。【費用は高め】ですが、旅行で一日しか来園できない場合などには強い味方です。ただしエクスプレスパスも日によって売り切れますので、公式ウェブサイトや旅行代理店経由でできるだけ早めに予約購入しておきましょう。
事前準備: USJのスタジオパス(入場券)は当日ゲートでの販売を行っていません。必ず事前にオンラインで購入し、スマホにQRコードを準備するか印刷して持参しましょう。前売り券は日付によって売り切れることもあるため、日程が決まったら早めに押さえておくのが安心です。また、公式アプリは事前ダウンロード&ユーザー登録を済ませておくと当日スムーズです。アプリではショーやパレード時間、待ち時間情報もリアルタイムで確認できるので、「USJアプリは当日フル活用すべし」と心得てください。
その他の家族向けサービス
最後に、USJで家族連れに役立つサービスや知っておきたい情報をまとめます。
- 身長制限と付き添い規定: 各アトラクションには身長要件があり、規定に満たない子どもには大人の同伴が必要な場合があります。例えばマリオカートは107cm以上(同伴条件なし)、ヨッシーは92cm以上で同伴者付きならOK、ハリポタForbidden Journeyは122cm以上のみ等と決まっています。【公式アプリやガイドマップ】で事前にチェックし、無理のない計画を。
- チャイルドスイッチ: 前述したように、身長制限などで乗れないお子さんがいる場合、大人が交代でライドを楽しめるチャイルドスイッチ制度をぜひ利用しましょう。アトラクション入口でクルーに申し出れば案内してくれます。これにより小さい子がいるから夫婦どちらか諦める」必要はありません。USJは家族に優しい工夫が整っています。
- コインロッカー: 大きな荷物やベビーカーは、パーク入口付近のコインロッカー(有料)に預けられます。特に夏場は着替えやタオルなど荷物が増えがちなので、うまく活用して荷物を軽くすると疲労軽減に繋がります。ロッカー料金はサイズによって500~1500円程度です。
- 迷子シール: 小さなお子さんには、入口で迷子シールをもらって背中に貼っておくと安心です。名前と連絡先を書いておけば、万一はぐれてしまってもクルーが迅速に対応してくれます。迷子インフォメーションもパーク内にありますので、焦らず落ち着いて対処しましょう。
- 外食・持ち込み: 園内のレストランはどこも魅力的ですが、食べ盛りのお子さんがいると費用も気になります。お弁当や軽食の持ち込みは原則禁止ですが、500ml以下のペットボトル飲料や幼児用のお菓子程度なら黙認される場合もあります。検査で指摘されたら預ける必要がありますので、基本は身軽に入り、パーク外のピクニックエリアで食事する選択肢も頭に入れておきましょう。
まとめ
ハリーポッターエリアとニンテンドーワールドは、USJでもトップクラスの人気と魅力を誇るエリアです。それぞれ映画とゲームという世界観は異なりますが、家族みんなで物語の主人公になりきって楽しめるという点で共通しています。ホグワーツ城での魔法体験に胸を躍らせ、マリオの世界で体を動かして冒険し、子ども達の笑顔がはじける瞬間をぜひ一緒に味わってください。
本記事で紹介した攻略法や豆知識を参考に計画すれば、長時間のパーク滞在でも「疲れたけど最高に楽しかった!」という充実感でいっぱいになるはずです。混雑を乗り越えるコツや家族への思いやりを忘れずに、安全第一で素敵な思い出を作ってきてくださいね。USJの魔法と冒険が、皆さんご家族にとってかけがえのない体験となりますように!
(※本記事の情報は2025年のものに基づいています。パークの運営状況やイベントは変わる可能性がありますので、公式発表も随時ご確認ください。)