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大阪万博2025で数ある国のパビリオンの中でも、意外なインパクトを残してくれるのが「トルクメニスタン館」。
「え?トルクメニスタンってどこ?」という人も多いかもしれません。ですが実際に足を運んでみると、「来てよかった」「知らない世界を知れた」と思えるはず。
この記事では、そんなトルクメニスタンという国の紹介とともに、大阪万博のパビリオン体験を通じて感じた魅力をたっぷりとお届けします。
トルクメニスタンはどこにあるの?
トルクメニスタン(Turkmenistan)は、中央アジアに位置する国です。
地理的には北はウズベキスタン、東と南はアフガニスタンとイラン、西はカスピ海に面しています。ソビエト連邦の崩壊後、1991年に独立した旧ソ連構成国のひとつです。
あまり日本では知られていないものの、面積は約49万㎢で日本の1.3倍以上と広大。首都はアシガバット(Ashgabat)という、白亜の大理石の建物が立ち並ぶ独特の美しさを持つ都市です。
トルクメニスタンってどんな国?
「世界でもっとも閉ざされた国」のひとつ?
実はトルクメニスタンは、北朝鮮と並ぶ“世界でもっとも閉鎖的な国”と呼ばれることもあります。
理由は、報道の自由がほぼなく、インターネットの利用も厳しく制限されているからです。SNSも政府の検閲対象で、多くの国民が国外の情報にアクセスしづらい状況にあります。
とはいえ、現地の人々は非常にフレンドリーで、独特の文化と伝統を大切にする誇り高き国民性を持っています。
何で国家が潤っているのか?その資源力に注目!
最大の特徴は、豊富な天然資源です。
特に重要なのが「天然ガス」。
トルクメニスタンは、世界第4位の天然ガス埋蔵量を誇っており、その多くを中国やロシアに輸出しています。国内経済の基盤はまさにこのガス資源に支えられており、政府の歳入の大部分を占めていると言われています。
天然ガス以外にも、綿花や小麦の生産も盛んで、“中央アジアの農業国”としての顔もあります。
馬と犬に込められた、トルクメニスタン人の誇りと愛
1. アハルテケ馬(Akhal-Teke)——金色に輝く「世界で最も美しい馬」
トルクメニスタンといえば、アハルテケ(Akhal-Teke)という馬の品種を抜きに語れません。
この馬は光沢のある金色の毛並みと、すらりとした美しい体つきが特徴で、「黄金の馬」とも呼ばれています。
この馬は、トルクメニスタンの国のシンボルでもあり、紙幣や国章にも描かれているほど。万博でも、このアハルテケの映像展示や模型が展示されており、その優雅な姿に多くの来場者が足を止めていました。
2. アラバイ犬(Alabai)——国民的な忠犬、まさに「家族の一員」
馬と並んでトルクメニスタンで非常に重要視されているのが、アラバイという大型犬種です。
見た目は堂々としていて、性格はとても忠実。牧羊犬としても知られ、家畜を守る頼もしいパートナーです。
アラバイも国家的に保護されており、「アラバイの日」という祝日まで存在します。日本ではまず見かけない珍しい犬種ですが、万博会場ではそのぬいぐるみや紹介パネルが展示されていました。

万博パビリオンで感じた、誇りと伝統の重み
万博のトルクメニスタン館は、決して派手ではありません。しかし、
- 美しい馬と犬の映像展示
- 自然と共に生きる遊牧民文化の紹介
- 国の歴史や資源開発の歩み
といったブース構成が、静かながらも力強いメッセージを発しています。
特に家族連れや、世界の文化に興味がある人にとっては「知らなかった世界が見える」貴重な体験となるでしょう。
トルクメニスタン館の魅力
トルクメニスタン館は入ると動画を見るのですが、その動画内容が独特で、先ほど触れたアハルテケ馬とアラバイ犬について触れており、早速トルクメニスタンの雰囲気を感じることができます。
2階に上がるとそこはトルクメニスタンの文化に触れることができます。日本語の教科書もあり、他の外国と変わらない雰囲気を感じました。
3階にはレストランがありましたが、先日のドイツ館と同じく言ったときには満杯でした。。。
まとめ|トルクメニスタン館は“じわじわくる”隠れた名スポット
大阪万博において、派手さではアメリカ館やフランス館に劣るかもしれません。ですが、トルクメニスタン館は確かな個性と、文化的な奥行きのある展示で、多くの人の記憶に残るパビリオンになるはずです。
知らない国だったけど、行ってよかった。
そんな気持ちにさせてくれる万博体験は、なかなか貴重です。
✍️ワンポイントアドバイス
- 昼食はトルクメニスタン館の隣では取れません!(すぐ隣のレストランは長蛇の列でした)
- 比較的空いている時間に回るのがおすすめ
- トルクメニスタンに、直接行く予定のない方